flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

勝興寺

2012-09-22 00:00:43 | ほとけのいおり

(浄土真宗雲龍山勝興寺 富山県高岡市伏木古国分 国指定重要文化財)
 文明三年(1471)砺波郡土山村(どやま:南砺市)で蓮如によって創建された、土山御坊を始まりとする。明応三年(1493)近隣高木場村に移転した後焼失、永正十四年(1517)佐渡にあった殊勝誓願興行寺(勝興寺)を復興する形で再興された。翌々年には安養寺村(小矢部市)に移転、越中一向一揆の拠点となった。天正十二年(1584)佐々成政は一向一揆に古国府城を一向一揆側に提供し、勝興寺は古国府城(現在地)に移転した。江戸時代には加賀前田氏により繁栄し、伽藍が整備されていった。現在は平成の大修理で十年度より、各伽藍の修理が進められている。
     
(重文 本堂 寛政七年)

 
 柱の節の部分を用い、龍が酒を飲みながら月を愛でる様子を表している。

(重文 経堂 文化二年)(実ならずの銀杏)(勝興寺七不思議)   (重文 唐門 明和六年)(重文 鼓堂 享保十八年)

 訪れた際、勝興寺七不思議の一つ、三葉の松と栞を頂戴した。
 

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