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flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

ジョスコー線 平瀬橋梁

2014-02-07 00:00:00 | RODEN-哀愁のRailway-

(佐世保鎮守府貨物線 長崎県佐世保市)
 佐世保川に両側をフェンスで閉ざされた鉄橋が架かっている。これは明治31年(1898)に開通した九州鉄道が、佐世保駅と佐世保鎮守府及び赤崎岩壁の間に敷設した貨物線の跡である。終戦間もなく旅客化の計画が持ち上がったが、朝鮮戦争が勃発し米軍に接収され、燃料輸送のためJapan Oil Storage Co. (ジョスコー)まで延長され、ジョスコー線と呼ばれるようになった。然し、自動車輸送に転換されたため、昭和53年(1978)に廃線となった。但し、昭和59年(1984)まで、佐世保駅からこの平瀬橋までは、機関車交換のため使用されていたが、道路拡幅のため路盤が撤去され、鉄道の名残を見せるのはこの橋だけとなった。

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