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「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

橿原考古学研究所

2018-10-15 00:00:00 | 学びのやかた

(奈良県橿原市畝傍町 2006年1月17日)
 神武の叢程近くに、高松塚古墳藤ノ木古墳、飛鳥京等の奈良県内の埋蔵文化財を発掘調査研究する橿考研はある。昭和13年(1938)皇紀二千六百年記念事業の橿原神宮外苑整備事業に伴い、奈良県史蹟名勝天然記念物調査会委員末永雅雄氏が橿原遺跡の調査を担当し、奈良県工事事務所の一画に調査事務所を設けて、橿原考古学研究所の創立記念日としている。昭和15年(1940)原田積善会等の寄付により後の附属博物館となる大和国史館が設立され、昭和24年(1949)大和国史館が大和歴史館と改称された。昭和25年(1950)文化財保護法の施行に応じて、埋蔵文化財調査研究機関となり、昭和45年(1970)大和歴史館を橿原公苑考古博物館と改称。昭和48年(1973)橿原公苑考古博物館が奈良県立考古博物館として橿原公苑事務所から独立し、昭和49年(1974)には奈良県立考古博物館が研究所附属考古博物館となり、昭和55年(1980)附属考古博物館を附属博物館と改称され現在に至っている。
           

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