flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

大師新道

2020-08-16 00:00:00 | 街道・宿場町
(川崎市川崎区)
 明治21年(1888)多摩川の旧右岸堤防を利用して川崎大師が築造した道路であり、道路が弧を描くのはその名残である。明治32年(1899)から昭和3年(1928)まで京急の前身京浜電鉄大師線の軌道が通っていた。昭和56年(1981)国道409号線(川崎市高津区ー千葉県成田市)の一部となり、平成に入ってから都市計画に基づき拡幅が開始された。路傍の桜は新道が築造された当初から植えられていた。


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伊賀ヶ原神社

2020-08-15 00:00:00 | かみのやしろ
(愛知県江南市木賀東町新宮 式内社 旧郷社 2007年8月28日)
 創建年代は不詳であるが、延喜式神名帳に記載があることから平安時代初期には存在していた伊賀ヶ原神社。日本武尊(やまとたけるのみこと)、仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)、乎止与命(おとよのみこと)、祓戸大神(はらえどのおおかみ)を祀るが、付近が伊賀原氏の根拠地となっているとされるため、創祀当初は同氏祖の伊香色雄命(いかがしこおのみこと)或いは伊香色謎命(いかがしこめのみこと)が祀られたと推定される。平安時代末期の尾張国内神名帳には伊賀原天神と記載されるが、その後衰退し、江戸時代には熱田大明神の名が見える。但し、伊賀原氏の祖とされる伊香色雄命は物部氏、尾張氏の祖でもあり、同じく祖を祀った熱田神宮との関係は当初からあったのであろう。明治3年(1870)に旧社名に復している。尚、社殿前にはこの地方特有の蕃塀(ばんぺい)が設けられている。
(関連記事:伊加奈志神社)

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Saikaya Yokosuka store closed

2020-08-14 00:00:00 | STRUCTURE-構造物残影-
(神奈川県横須賀市大滝町)
 雑賀衆の末裔が慶応三年(1867)に創業したという神奈川県の地場百貨店さいか屋は、創業の地である横須賀店を2021年に閉店するという。平成2年(1990)新館と南館を開業し、さいか屋で最も面積の広い店舗となった。然し、次第に売上が落ち込み、最も不採算店となったため、本館の大通館を閉鎖し解体された。かつて町田や茅ヶ崎にも店舗を構えたが、本店の川崎店閉店、この横須賀店閉店でサテライト店となった川崎店を除き藤沢店だけとなる。
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聖壽院

2020-08-13 00:00:00 | ほとけのいおり

(愛知県江南市布袋町 2007年8月28日)
 幕末の頃に存在した浄土真宗の説教所を明治9年(1876)寺院として再興したものである。明治23年(1890)には境内に地方裁判所が置かれた。

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芦名

2020-08-12 00:00:00 | 漂い紀行
(神奈川県横須賀市芦名)
 鎌倉時代、三浦義継の子、為清がこの地を領して地名の蘆名(あしな)と名乗り、同氏の発祥地となった。
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布袋駅前

2020-08-11 00:00:00 | RODEN-哀愁のRailway-

(愛知県江南市布袋町 2007年8月28日)
 大正元年(1912)名古屋電気鉄道犬山線開通時からの名鉄最古の駅舎が残る布袋駅。計画されている高架化により光景が一変される。

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横須賀西海岸

2020-08-10 00:00:00 | 海道・みなと
(関根海岸・秋谷海岸 神奈川県横須賀市秋谷)
 三浦半島長者ヶ崎から荒崎までの相模湾岸を西海岸と呼ぶ。南仏プロヴァンスやコートダジュールの風景に似るとされる。













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刈谷市駅サンリバー

2020-08-09 00:00:00 | STRUCTURE-構造物残影-
(愛知県刈谷市大正町 2007年8月26日)
 昭和55年(1980)名鉄三河線刈谷市駅高架駅化の際に開業した駅テナントビルである。トヨタ関連の企業城下町であり、潤っているが寂れた街と言われるように、市街地は閑散としている。このテナントビルも訪れる度にテナントを減らし、この日は一軒を残すのみとなっていた。
(2015年解体)
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長者ヶ崎

2020-08-08 00:00:00 | 海道・みなと
(鵜ヶ崎・尾ヶ崎 神奈川県三浦郡葉山町下山口)
 治承元年(1177)伊豆に配流されていた源頼朝がこの地で休息した際、案内役の領主三浦義継の子蘆名為清が、「かつてこの地に長者が住んでおり、それが長者ヶ崎の由来であり、山に苗木を植え育て、それが葉山の由来」と語ったという。











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刈谷銀座

2020-08-07 00:00:00 | 街道・宿場町

(愛知県刈谷市銀座 2007年8月26日)

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大浜海岸トンビ磯

2020-08-06 00:00:00 | 海道・みなと
(神奈川県三浦郡葉山町下山口)
 一色海岸の南に位置する大浜海岸は、葉山御用邸に隣接し、長者ヶ崎までの間をさす。隣接する葉山公園は御用邸の馬場があったところである。


























(関連記事:一色海岸)

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千両弘法山

2020-08-05 00:00:00 | ご近所漫ろ歩き
(愛知県豊川市千両町水久保 2007年8月24日)
 標高157mの弘法山。幼い頃この山に登った際、猪の大きな檻に遭遇したことがあった。
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逗子・葉山駅

2020-08-04 00:00:00 | RODEN-哀愁のRailway-
(神奈川県逗子市逗子)
 「新逗子」から改名されたばかりの京急逗子線終点。昭和5年(1930)に湘南逗子駅として開業してから、逗子海岸駅との分離統合を繰り返し、昭和60年(1985)現在の位置となった。葉山の名が追加されたことで、葉山延伸を永遠に諦めた感がある。



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千両犬頭神社

2020-08-03 00:00:00 | かみのやしろ

(愛知県豊川市千両町糸宅 旧郷社 2007年8月24日)
 舒明天皇年間(529-41)犬上氏によって創建されたと伝わる犬頭神社は、保食大神(うけもちのおおかみ)を祀る。犬上氏によって奨励された養蚕により、朝廷に生糸が献上された。この生糸は犬頭の糸と呼ばれ、平安時代の今昔物語集には次のように掲載されている。「三河国の郡司の妻が夫に捨てられ寂しい日を送っていた。ある日、大事に飼っていた一匹の蚕を飼い犬に食べられてしまった。妻は嘆き悲しんでいると、その飼い犬の鼻の穴から今までにない雪のような白い光沢のある上質の糸を出した。偶然その場を通りかかった夫は妻からこの様子を聞かされ、今までの自分を恥ずかしく思い妻のもとに戻った。この話が都に伝えられ、それ以後この糸を犬頭のとして収められるようになった。」また、神社の付近は糸宅(いとげ)と呼ばれ、郡司の邸宅があったという。付近には当時の山茶碗が散見できる他、縄文時代の石器も散見することがある。

 千両村犬頭神社で紡いだ糸を東上村籰繰神社で糸巻し、足山田村服織神社で機織りされた。



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最後の光景

2020-08-02 00:00:00 | RODEN-哀愁のRailway-
(東京都渋谷区渋谷)
 ハチ公像、青ガエル、桜。
渋谷駅の開発により青ガエルこと東急5000系の観光案内所が、ハチ公の故郷である秋田県大館市の観光交流施設「秋田犬の里」の休憩所として移転利用されることが決まった。



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