京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

甘いささやき

2008年09月17日 | 日々の暮らしの中で
ルール違反の甘いささやきに乗りそうになったとき、乗ってしまったとき、
「人がやっていることだし自分も規則を破たっていいだろう」
「人がこんなことを言ってくるからだ、失敗してしまったではないか」
言いわけをしては自分をごまかしてしまう。
自分への「甘え」でしょうか。
責任を転嫁することで、合理化しごまかし、気持ちも軽くしたい。

自分がかわいいのです、誰でも。
自分の心への甘えが出てしまうのだ。

「まっ、いいか」と適当なところで手を打ち納得しておく、納得させる。
これが意外と多くて、規則こそ犯していなくても、弱い心と向き合うことを遠ざけてしまいがちな私がいます。
「自律」ですか・・・。

甘いささやきをする者がいる。
闇の中で(今や公然とだろうか)私腹を肥やすことにうつつをぬかし、
うすら笑いを浮かべ、人を見下す連中がいる。
その不気味な笑みが二度と浮かばぬような、何か良い策は無いものだろうか。

天誅が下らんことを!と、怒り心頭に発し?、最近の「米騒動」にも人間の傲慢さを感じています。

ささやき出す者が悪いのか、それに乗る者が悪いのか、
諸悪の根源は?
「人としての心」のバランスが図れていない、とは考えられないだろうか
コメント (6)
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