京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 念力で…

2010年07月23日 | 日々の暮らしの中で
       
      念力のゆるめば死ぬる大暑かな   村上鬼城

吸う空気の暑いこと!
上から下からの熱気地獄に身を置いて、午後2時半の陽射しを避けてひたすら歩く。
よりによってこんな時間に、アホじゃないかと自らを笑いながら日傘の陰で汗だくだ…。日に日に体力消耗、弱っていきそうな気配。

「炎昼」という季語を知った。街中でまさかの自然発火などはごめん蒙りたいが、頭の中は発火しそう…、暑い。暑い暑いと言うも聞くも飽き飽きするけれど、暑いものは暑い。

23日がピークと見られる、とある。予報は「予報」だから、… それでも当てにしよう。
今日のこのひとやま乗り越えて、「立秋」まで15日間!!


    秋風にたなびく雲の絶え間より
           もれいづる月の影のさやけさ     左京太夫顕輔

少しは涼しい空気を吸って、ここ一番乗り切るのだ~。 
コメント (6)
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