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キランソウ(熊野で聞いた“地獄の釜の蓋”)御苑で
原発の安全性は確保されていた、… のではないのか?
けれど「絶対」などということがありえないことぐらい冷静に考えればわかる。
では自分がこれまで「原発反対」を唱えただろうか。一度でも抗議の声を上げたか?行動に移したことがあったろうか…。一度もない。原発に対して、具体的な態度を示したことはかつてなかった。
夜、深夜まで煌々と明るい日本列島。真冬でも半袖で過ごせる店がある。汗ばむほどに暖房を効かせている。至るところに設置された飲料用の自販機の消費電力の大きさ。疑問視することは数々あるが、家庭では、娘時代から父親に習ってささやかにでも節電を意識する生活ではきた。が、これまでぬくぬくと原発の恩恵に浴してきたことだけは間違いないのだ。
そうした人間が、今、突然に原発反対と叫んでよいのだろうか。叫べるのだろうか。
福井県の日本海側に点在する美浜・敦賀を始めとした多くの発電所の存在は恐怖である。
今後、エネルギー政策転換の議論が活発化することは目に見えている。安全性の維持を図る難しさを思うが、原発の存続もあるのだろう。
私見など述べるほどのものがないが、日常での工夫の余地は多大だと思うし、協力への姿勢はあるつもりだ。
ただ、とにかく今は早い収束が待たれる。
今日は、いくつかの原発への意見を聞いていて、少々胸が焼けた。何もしてこなかった自責の念か、何も言えないためか…。
久しぶりに奮発して霜降り肉ですき焼きしたら、さっそく胃もたれ。たった2枚で夜も寝られず…、とはどこかで聞いたことだけれど。消化不良だった。