京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 手違いの苦しさ

2011年04月30日 | 日々の暮らしの中で
                  
四月も終りだという朝、いつものように食事をとっているのに、ふっとむせ返ってしまいました。
パン食ですが、それがどこか横ちょに入ってしまったのでしょう。咳き込むほどではないにしても、軽く、繰り返しむせって困りました。

娘がいたら「ガツガツ食べるでやわ」とでも言いそうです。息子ならちょっと冷たい視線を浴びせてくるところかもしれません。
「おばあちゃん!ゆっくり食べや~」なんて幼い孫に言われていた婆さまもむせ返りの名人でした。

食べ物が器官に迷い込むという、ちょっとした手違いで大きな咳き込みになるわけです。ヒイ~~ッと、目を白黒させた婆さまの苦しそうな姿、笑ってしまっていたことを後悔、反省です。
無意識のうちのことです。どこでどう食道と器官の交通整理の不手際が生じるのか、誰にでも経験はあることでしょうが、つらい時間帯です。
これがレストランでともなると恥ずかしさも伴いますが、家にいてのことでした。

ただひたすら食べることに集中あるのみ? とはいってもおしゃべりも楽しみたい。
そういえば以前、「ダディが食事中はおしゃべりしない、って言ってた」と言うJessieに、「あんたは喋りすぎだからね」と母親が…。

これからは「お喋りしないで」「ゆっくり食べや~」の言葉を思い出すことが増えるのでしょうか…。

                         (小さなお口で息を吐いてうつむいているような… アセビ…)


コメント (8)
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