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東本願寺の創立の祖、教如上人400回忌法要が一日から始まっている。本日四日、法要結願日中に合わせて参拝することにした。御影堂の西、修理中につき素屋根で覆われた阿弥陀堂内でも上人ゆかりの品が展示されているので合わせて拝観させていただいた。
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浄土真宗の宗祖親鸞から数えて12代目の教如上人。父・顕如上人は(11世)は信長と石山本願寺が10年間に渡って対決した石山合戦で指揮を執っていたというが、1558年にその長男として誕生した。
父が朝廷の仲介で信長と和睦するのに対し、信長と本願寺が和睦しては、信長が真宗を壊滅させるのではないかという危機感が広まったらしい中で徹底抗戦を主張したという。秀吉の命で本願寺宗主としての職を弟の准如に譲ることになる(准如は西本願寺設立)。教如上人は家康から土地の寄進を受けて東本願寺を創立する。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康といった武将と渡り合いながら、独自の教化を行ったと説明されている。
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日常寺で勤める法要では耳にすることができない初耳の節のうねり、お勤めも70人に及ぶ僧侶によって営まれていくので、そのおおきな波に乗って心を委ねていると、心地よさが体感される。陶酔の境地… とはオーバーかな。
外ははるうららのお日和でした。