京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

みんな生きているんだ

2019年06月15日 | 日々の暮らしの中で

寝不足の頭に時間をかけて目覚めを待つが、降りそうで降らない空模様みたいに何かさえないまま一日を過ごした。

寝たと思うと目が覚める。まだ3時なんてことでは悲劇だと思って時計を見ると、午前1時半だった。
本を閉じて電気を消してから1時間ほどしかたっていない。暗がりの中であれこれ考えだすから、もう寝入れない。
「暗いと不平を言うよりもすすんであかりをつけましょう」
明かりをつけましょう。明かりをつけて、本でも読むかとまた1時間、2時間…。
本を読むという経験は時間と空間を超える旅をするようなものだ、といった人がいた。
時空を超えて、慢性的な寝不足状態では困ったことだ。命の危険もあるやに聞く。

午後2時、折り畳みの傘を持って少し歩きに出た

  

黒い雲の下、イチジクの葉の渋重い匂いがこもる畑道。みんな生きているんだわ。



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2 コメント

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渋重い匂い? (Rei)
2019-06-19 14:21:21
豊かな言葉のKeiさんを感じました。
寝る前のパソコンはよくないと聞きましたので
コメント頂いてもご返事は翌日に回しています。
読書は興にいると益々眠れませんから
要注意です。
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要注意、Reiさん (kei)
2019-06-20 18:31:42
お返事が遅くなり失礼いたしました。

眠れずに時間が経過するばかりでもと思いまして、
それなら本を読もうというわけですが…。
疲れるまで読んでしまうことはあります。
黒マメ大の眠剤をもらってるなどと教えてくれる人がいるのですが、
怖くて受け付けられません。

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