京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

照葉

2016年11月10日 | 日々の暮らしの中で

明日の分をウォ―キングに出ておくことにした。「食いだめしておこう」なんて言うけれど、「歩きだめ」、…ってできる??
明日は歩いている時間がないから代わりに今日。おまけに天気も回復してきたし。


ツイ—、ツイ―って短く鳴く鳥の声に姿を探すと、左右の木を盛んに移動しながらたくさんの姿が丸見えだ。葉がすっかり落ちてしまった木は塒なのか。
スズメよりもひと回りは小さくてスッキリ、スマートだ。名前はわからない。ふくら雀のようにふくれて見えているが。


「紅葉は昼間の光の中で鑑賞されてきたのではないか。だから照葉(てりは)のような美しい言葉が残った」
「夜の紅葉は闇に深く沈んでいる方が好ましい。露や霜に濡れて紅葉は朝の光を待つ」
坪内稔典さんが『季語集』の中で言われている。

貴船ではすでにライトアップが始まっている。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
「照葉樹」、ryoさん (kei)
2016-11-15 22:36:46
こんばんは。
お返事遅くなり申し訳ありません。

坪内氏の解説にも「照葉」の輝きが増すようです。
つややかな照葉、美しいですね。
秋の(夕)日に照る山紅葉がいい、と小さくこだわってます。

シジュウカラですか。ありがとうございます。
鳴き声を聞くと、ああ、鳥の名前に通じていればなと思います。
野山を歩く楽しみですよね。
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模写、Reiさん (kei)
2016-11-15 22:18:11
こんばんは。
お返事遅くなり申し訳ありません。

秋晴れの中、川の流れまでも美しく染まる紅葉を見てきました。
「てりは」と読むことを知ったときはやはり嬉しく、日本語の美しさを喜んだものです。

先日、博物館内で仏画をスケッチする方を見かけました。
写真撮影の代わりのスケッチも模写に近いですね。
絵の具を広げて…が認められるのは知りませんでした。
博物館ではボールペンでのメモも禁止されますのに。
返信する
照葉 (ryo)
2016-11-13 23:34:54
こんばんは!
私もこの照葉という言葉がすきで、
自分の同人誌の名前を「照葉」とつけたいと思いました。それに樹を付けて「照葉樹」としましたが..。
九州地方に多く見られる常緑樹ですが、つやつやとした照葉はとても好きです。
さて、この小鳥はシジュウガラ?とか思って
しまいましたが、ちがうかも〜。
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照葉 (Rei)
2016-11-13 19:57:05
美しい言葉ですね、
「紅葉して美しく照り輝く葉」と初めて知りました。
小鳥も植物も何も知識がなくて・・・

真似る、大昔、ルーブル美術館で絵の具など大きく広げて
模写している画学生(?)を見てびっくりしました。
申し込めば許可されるのだと知りました。
日本の美術館では見たことありませんが・・・
模写ですから真似て描くということでしょう?
真似るは、私の中ではマイナスのイメージでしたので驚いた次第です。
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