Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

東欧 博物館めぐり 10

2007-05-18 16:20:57 | ヨーロッパ
5月21日 東欧、最終日。

朝、NYに帰る友人と別れて、夕方の出発まで時間があるので1人で工芸美術館へ。文化センターの一角、ゲマルデ・ギャラリーの隣にある。

広い館内だが日曜日でも人は少なく、ゆっくり見られる。
ドイツで工芸と言えばマイセン。
 
 柿右衛門の写しよりこういうものの方がドイツらしくてよろしい。

また陶磁器にへばりついていたら、監視員のおばさんに「こっちも見なさい」と手招きされて中国の髪飾りのコレクションを見せてもらった。監視員って退屈しちゃうよね。展示品に興味を示すと喜んでくれて、こちらもうれしい。

 
ドイツのユーゲントシュティールはフランスのアールヌーボーよりかっちりしていて結構好き。

まだ時間があるのでハッケーシェ・ヘーフェへ。
ヘーフェとは「中庭」のことで、中庭を囲んだアパートがいくつも繋がったものが最近リノベートされてお店になっている。ベルリンにはいくつもあるそうだが、ここが一番規模が大きく有名らしい。
 これは第一の中庭
劇場や映画館、レストランがあって一番にぎやか。

建物はユーゲントシュティール様式で、上階は今もアパートになっている。

中庭は奥へ奥へと6つぐらいあって、奥へ行くほど静かになる。お店は小さなブティックが多く、ちょっと前衛的な服が多いのがベルリンらしいだろうか。日曜のため閉まっている店が多かったのが残念だが、ドイツには珍しく、開いている店も何軒かあった。お茶をしたカフェもいい雰囲気で、東京で言えば裏原宿とか裏青山(?)と言った感じ。

観光を終えて動物園駅からバスでテーゲル空港へ。ドイツの首都とは思えない小さくて使いづらい空港なので驚いたが、新空港がやっと着工したとのこと。2011年にはきっとすごい空港ができるのだろう。

ベルリンはとにかく大きくて、予想以上に見所の多い街。2日ではとても足りない、一週間ここだけでもよかった。日々変わっているこの街はぜひまた訪れなければならない。

ベルリンからはロンドンに飛んで、仕事のためデボン州に2日滞在。とても寒いイギリスから5月25日に帰国した。

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コメント
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