Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

アンコール 遺跡めぐり 1

2007-05-23 16:29:12 | 東南アジア
このところ毎朝NHKで上智の石澤教授がアンコール遺跡の話をしている。
この機会に忘れないうちに去年のアンコールの旅を記録しておこう。

2006年3月15日から3月18日 ブータンのお祭りを見た後、バンコクで2日過ごしてシェムリアップへ。


こんなかわいいプロペラ機でもわずか1時間の旅。空港でのヴィザの取得も結構手際がいい。

空港で現地のガイドさんと合流。今回はアンコールの遺跡を古い順に見るコースをお願いした。というわけで、

1日目

まずはロリュオス遺跡群のロレイから。
 9世紀末、ヤショーヴァルマン1世によって建てられたレンガ造りの寺院。
 既にデヴァーターの姿が見える。ポーズがまだ硬い。

プレア・コーはもう少し古い。ヒンドゥー寺院らしくお寺の正面に聖なる牛、ナンディがいる。
  
 今はレンガの壁がむき出しだが、昔はすべて漆喰彫刻で飾られていたことがわかる。 

同じインドラヴァルマン1世のバコーン。

この形が発展してアンコールワットになったというのが良く分かる。須弥山をあらわしているそうだ。

かろうじて残っている浮き彫りはジャワっぽく見える。

お昼は一度ホテルに戻って3時過ぎまで休憩。昼下がりは暑くてとても遺跡見学などできない。

午後、シェムリアップから40キロ離れたバンテアイ・スレイへ。
967年につくられた赤砂岩の寺院はこじんまりしている。
  
そして有名な美女たち。
 
今はお堂の周りにロープが張られてしまって、間近で見ることができない。
が、ここの彫刻は彫りが深くて、本当に見事だ。
 

シェムリアップに戻って、バンテアイ・スレイと同時期のプレループ。
 
ピラミッド型のこちらはおそらく国家行事に使われたものなので、バンテアイ・スレイとはだいぶ趣が違う。男性的。

そしてこの日最後はさらに男性的なタケオ。

11世紀初めのこの寺は王の死のために途中で放棄されたのだそうだ。そのため装飾が何もなく、てっぺんのお堂は石を積み上げただけ。
 それがまるでガンダムの頭のようでおもしろい。
急な階段を登って  
 仏様の向こうに沈む夕日を眺めた。

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コメント
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