Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

アンコール 遺跡めぐり 3

2007-05-26 02:48:40 | 東南アジア
2日目 つづき

アンコール・トムに続いて、同じジャヤバルマン7世が母親のために建てたというタ・プロム。
 
 
溶樹が絡まったままの姿で遺跡が残されていて、エイリアンのような木の根が実に不気味。
 
だが小さな寺院の装飾はとても繊細で、デヴァーターの表情も柔らかい。

タ・プロムの隣には同じジャヤバルマン7世建立のバンテアイ・クデイ。

上智大学の発掘で仏像がたくさん出てきたところ。
ここも規模は大きくないが美しい彫刻がたくさんある。
 
 
この女神たちの可愛らしいこと。アンコールワットの彼女たちよりこちらの方が好き。
 若いお坊さんの朱の衣が遺跡に映える。
 

お寺を出ると沐浴池のスラ・スラン。
長い一日もようやく夕暮れになった。

3日目

シェムリアップの町を離れてプノンクーレンへ。アンコール王朝発祥の地とされる山で、最近作られた大きな涅槃仏がある。
 
 現代のカンボジア人も信仰深い。
 
川の岩床のたくさんのシヴァリンガは9世紀初めのもの。
 だが一番の人気は滝の水遊び。
土曜日のため地元の家族連れがたくさんピクニックに来ていた。

昼食の後、まだ時間があるのでコースには入っていない小さな寺院に寄ってもらった。

12世紀初頭に建てられたチャウ・サイ・デヴォダ。
 
 
ここのデヴァーターも優美だ。

道を挟んだトマノンも12世紀初頭の建立。現在は中国チームが修復中。
 

以上で遺跡見学終了。3日間で訪れた寺院の数12。
年代順に回るコースは寺院の変遷がよくわかってとてもおもしろかった。
アンコールワットはもちろんはずすわけには行かないが、国家権力を象徴する大寺院よりやっぱり小さなお寺の方が魅力的。

そんなお寺の数々を案内してくれたガイドのマッカラーさんとドライバー君。

お世話になりました。

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コメント
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