Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

東欧 博物館めぐり 2

2007-05-07 13:52:45 | ヨーロッパ
5月13日 

ミュンヘン中央駅からウィーン西駅へ、ECで4時間。
ザルツブルグを通るルートなのでオーストリア・アルプスなど見えるかと期待していたが、天気もいまひとつで山などは見えなかった。

昼過ぎに時間通りウィーン到着。ホテルでニューヨークからの友人と合流。
Hotel Konig von Ungarn はシュテファン教会のすぐ裏。
 
ネットでツインを予約しておいたら上下にベッドルームのあるメゾネットの部屋をくれた。
 
清潔で快適、便利。とても良いホテルだった。

一息入れたら早速街歩きに。
まずは大好きなクリムトのベートーベン・フリーズを見にセセッションへ。

残念ながら内部は撮影禁止だが、この建物のディテールも凝っている。
 ふくろうは知恵の神様

ここから歩いてすぐのところにナッシュマルクトという大きな市場がある。もう夕方だったので生鮮食料は店じまいをしているところが多かったが、飲み物やスナックの屋台もたくさんある。トルコなど中東方面の人の店が多そうだったのはさすが東欧。

そしてこの市場に面した通りにはユーゲントシュティール様式の建物が並んでいる。
 
 
アールヌーボーというよりはアールデコ。最近はこちらの方が好きなのでとても魅力的。

ケルントナーシュタラーセに戻って正しい観光客をする。

ホテル・ザッハーでザッハー・トルテとメランジェ・コーヒー。生クリームがおいしい。
表のテラスでのんびりコーヒーなど飲んでいると、ヨーロッパに来たと言う実感がする。

シュテファン教会にちょっとご挨拶をして
 
ウィンナー・シュニッツェルを食べに行った。

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東欧 博物館めぐり 1

2007-05-06 02:46:11 | ヨーロッパ
たまにはヨーロッパ旅行の話。

2006年5月10日から25日 ドイツ、オーストリア、チェコの旅。

まずはパリ経由でミュンヘン。ドイツ人と結婚してこちらに住んでいる友人宅にお世話になる。ミュンヘンにこの家族を訪ねるのは10数年ぶり。幼児だった子供たちは当然のごとく巨大なティーンエイジャーと化していて、日ごろ忘れたふりをしている年を実感させられる。

友人からドイツの日本人学校のこと、現地の学校のことなどいろいろな話を聞く。教育問題はどこでも深刻なよう。
おもしろかったのは15歳の息子が熱心に社交ダンスのクラスに通っていること。ガールフレンドに誘われて通い始めたらしいが、こちらでは必修科目とのこと。さすが、腐ってもヨーロッパ。

ミュンヘン滞在中はとても天気が良くて、まるで夏のようだった。
 庭のリンゴが花盛り 

ミュンヘン中央駅から20分ほどでこの田園風景。散歩が気持ちいい。

ウィーン、プラハ、ベルリンと列車で回るため、近所の大きな駅へ行く。オーストリアからチェコへの切符もドイツで予約と発券ができて便利。

その後は小さな市場やお店を見て歩く。
 ミュンヘン名物は白いソーセージ
真ん中へんの太いやつがそれ。ゆでて、甘いマスタードをつけて、プレッツェルと食べるのがお約束。はんぺんみたいでおいしい。
 旬の白アスパラ
こちらでも高級品です。

チーズ屋さんの店頭。旅の終わりなら買えたのに。

この趣味は良く分からない、チョコレートの虫。ゴキブリにしか見えないんだけど、まさかねえ。

観光など一切せず、しゃべり倒して3泊させてもらった後、ミュンヘン中央駅まで送ってもらいECでウィーンへ向かった。

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ブータン シャクナゲ・トレッキング 2

2007-05-05 01:39:35 | ブータン
トレッキング2日目。

キャンプ地のゴゴナを出て標高3350メートルのショブ・ラを越える。前日より高いが緩やかな登りだし、慣れてきたのでだいぶ楽。
 峠にはケルンを積み、ダルシンというお経の印刷された幡が立てられている。

峠を越えると広々とした草地に出る。グループが長く伸びて周りに誰も見えなくなることも。心細いような、でも解放されたような不思議な気分。

下りにかかると森に入り、まわりにはシャクナゲがいっぱい。このあたりのは矮性シャクナゲなので、高さは1~2メートルしかない。
 
 
 
 ドチュ・ラなどの峠では10メートルぐらいあるシャクナゲの巨木が山を覆っているところもあるのだが。
 こんな桜草の群生も

この日も15キロほどの歩きで午後早くコトカに到着。標高2500メートルの小さな村。畑には麦が実り、牧草地には桜草が一面に咲いている。

キャンプ地はトレッキング・ガイドの家の庭。
夜には近所の人たちを集めて歌と踊りを見せてくれた。焚き火を囲んでの踊りは日本の盆踊りにそっくり。

そう言えば前日の夜もスタッフと焚き火を囲んで歌合戦。とは言え日本人チームはレパートリーも少なく、盛り下がり気味。そんななかアルコールがたっぷり入った我らがボンドが踊りを見せると言い出した。ブータン人スタッフが期待をこめて見つめる中、始まった踊りはなんと山海塾系。変わり者のこの男、学生時代入門していたらしい。ブータン人の目は点、どう反応していいやら困っていたっけ。

トレッキング3日目。

ゆっくり朝食をとってから標高2760メートルのタシ・ラへ。
途中、年配の尼さんと一緒になってしばらく同行。年の頃60過ぎに見えるが、さすが地元の人、我々より歩くのが速い。

この日は天気が良く、峠からブータン・ヒマラヤの雪山が良く見えた。5月にこんなにきれいに見えるのは珍しく、とてもラッキー。


午後早くに山を降りてトレッキング終了。手配会社の社長夫人がケーキを持って迎えに来てくれていた。歩いた後の甘いものはおいしい。
スタッフとお別れしてウォンディフォドンのホテルへ。3日ぶりのシャワーが気持ちよかった。

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ブータン シャクナゲ・トレッキング 1

2007-05-02 00:15:54 | ブータン
シャクナゲつながりでだいぶ前に行ったブータンでのトレッキングのこと。

2000年4月27日から5月7日 知り合いばかり8人での旅。昔からの友人やらいろいろな旅先で知り合った人の混成部隊だが、年の近い人間ばかり集まったので気楽で楽しかった。女7人に男1人。唯一の男性は「用心棒」とか「ジェームス・ボンド」とかはたからは呼ばれていたが実態は・・・

ブータンへはソウル、バンコク経由でパロへ。
初日にタクツァン僧院まで足慣らしをして、ティンプー経由フォブジカへ。

フォブジカは氷河が作ったU字谷で、ガンテゴンパの寺を中心にした村がある。
 
 17世紀創建のガンテゴンパ

谷の中心は湿地になっていて、冬にはチベットからブラックネックという鶴がやってくるので有名。

朝、散歩をしていると学校へ行く子供たちがやってきた。


ブータンでは学校毎に制服の柄がちがうので楽しい。ここは湿地のためか、みんなおそろいの赤いゴム長靴をはいているのがかわいかった。

スタッフが揃うといよいよトレッキング開始。我々8人のために現地ガイド、トレッキング・ガイド、キッチン・スタッフに馬子たちで総勢9人、馬は12頭ぐらいいただろうか。
 大名旅行

出発地のフォブジカが標高2850メートル。ここからツェレ・ラという3000メートル強の峠を越える。はじめはなだらかな草地だったのでなんともなかったが、峠の手前が急な上り坂になっていて、3000メートルでの急坂はきつい、きつい。10歩も行かずに休まないと息が続かない。高地、恐るべし。

峠を越えるとキッチン・スタッフがインスタント・ラーメンの昼食を用意してくれている。ヤクに見つめられながらお食事。

その後はなだらかな下りで午後3時ごろにはキャンプ地到着。歩行距離としては15キロほどでたいしたことないが、初めてのトレッキングなのでペースがつかめず疲れた。

 キャンプ地のゴゴナ、2950メートル
 
近くを流れる川にはヤマメだか岩魚だかの魚がいっぱいいて、スタッフはたらい一つですくっている。チベット仏教では魚のように多くの人間を満たせない生き物の殺生はよくないとされていて(だからヤクや牛を食べる)、そのためブータン人は本来釣りはしないのだ。しかし今回、我らがジェームス・ボンド氏が釣りをしたいと言ったため、ガイドは毎日お付き合い。というのは言い訳で、実はガイドのカルマ、釣りが大好きだったのだ。ママに見つかったら叱られる釣りが大手を振ってできる上、大物まで釣り上げて、満面の笑顔。

釣れた魚を、日本だったら塩焼きにするところだが、こちらではスパイスを振って唐揚げにする。悪くはないが、やはりあっさり塩焼きで食べたかった。
 キャンプ中のキッチン
 
夕食にはトンカツまで登場して、食べきれないほど豪華だった。
トレッキング中はホテルより食事がいいと言った現地手配会社の社長の言葉、本当でした。

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