月寒公園に隣接して建つ月寒神社は落ち着いた雰囲気の中に建つ神社だった。念願の直筆の御朱印もいただくことができた。金箔の三日月が押印されている印象的な御朱印だった。
月寒神社の御朱印は、月寒公園の枝垂れザクラを見に行った際、公園に隣接して月寒神社が建っていることに気付き訪れることにした。
月寒神社は月寒公園にある池のところから丘を上ったところに建っていた。境内はけっして広大というほどではないが、しっとりに落ち着いた感じの境内だった。
神社を訪れる際は、このところ必ず事前に「直筆の御朱印がいただけるか」を確認してから訪れることにしているのだが、今回もそのルーティンどおりに伺うと「直筆で行います」という回答をいただいた。
事前に電話を入れておいたこともありスムーズに直筆の御朱印をいただくことができた。その御朱印には写真の通りに金箔の三日月が押印されているのが特徴で、私にとっては印象深い御朱印の一つとなった。
【月寒神社 情報】
◇旧社格:村社
◇所属:北海道神社庁
◇住所 札幌市豊平区月寒西3条4丁目1-56
◇御朱印:あり(直筆 初穂料500円)
◇参拝可能時間:24時間
◇社務所受付時間: 概ね9:00~17:00
◇例祭日:9月8日(実際は9月の第2日曜日)
◇駐車場:有り
◇アクセス:地下鉄東豊線「月寒中央駅」1番・2番出口から徒歩約12分(約800m)
◇創建: 1884年(明治17年)
◇代表的ご利益: 〇商売繁盛 〇旅行・交通安全 〇五穀豊穣 〇技芸・武芸・芸能
◇御朱印記帳日 4月25日
白石神社は札幌神社(現在の北海道神宮)が仮社にあった時の社殿を引き継ぎ、白石に移転して誕生したという、北海道神宮との結びつきが強い神社のようだ。境内も他の神社とは趣の違った立派なものだった。
白石神社は「白石歴しるべウォーキング」の際、チェックポイントの一つとなっていたため、その際に訪れることができた。そのためもあって、事前の下調べが十分でなく、後になって特に境内についてはもっと詳しく調べてから訪れるべきだったと反省している。
※ 神寄谷に入るところに建てられていた鳥居です。
というのも白石神社には「神寄谷(かみよりだに)」という境内より一段と低くなったところ(谷)が森となっており、そこに数々の神が祭られていたのだ。そしてその最も低いところには古より湧き出る泉水が池を造っているのである。何も予備知識のなかった私はただ珍し気にそれらを眺めるだけで、祀られている神々に関心を抱くこともできぬままに見て回るだけだった。
※ 神寄谷の底部には池が造られていました。
さて肝心の御朱印の方だが、いつものように「直筆の御朱印がいただけるか?」と事前にお聞きしたのだが「当社は書置きしかしていない」というご返事しかいただけず、止むを得ず書き置きの御朱印をいただくことになった。
※ 白石神社の手水舎です。
リード文で札幌神社の仮社を移築して社殿としたということだったが、その後改築や焼失などがあり、現在の社殿は5代目のようである。
【白石神社 情報】
◇旧社格:村社
◇所属:北海道神社庁
◇住所 札幌市白石区本通14丁目北1-12
◇御朱印:あり(書置きのみ 初穂料500円)
◇参拝可能時間:24時間
◇社務所受付時間: 9:00~16:00
◇例祭日:9月11日
◇駐車場:有り
◇アクセス:地下鉄東西線「南郷13丁目駅」3番出口から徒歩約10分(約700m)
その他、バス便などさまざまなアクセス方法あり
◇創建: 1872年(明治5年)
◇代表的ご利益: 〇国家安泰 〇縁結び・恋愛成就 〇安産祈願・子授かり・子宝
〇合格祈願・学業成就 〇夫婦円満・家内安全 〇商売繁盛
◇御朱印記帳日 4月19日
本家の京都の伏見稲荷大社の「千本鳥居」ほどではないが、ずらりと建ち並ぶ赤い鳥居は札幌伏見稲荷神社の見どころの一つである。私の御朱印収集巡りも今回で中央区の全ての神社を巡ることができた。
中央区の神社の御朱印収集巡りも最後の神社となった。これまでは地下鉄や自転車を駆って巡ってきたが、天気も良かったので運動不足解消も兼ねて歩いて向かうことにした。距離は往復で7キロほどである。
神社へ向かう前に、例によって予め「直筆の御朱印がいただけるだろうか?」と確認したところ、いわゆるベーシックなものなら可能であるとの回答を得たので安心して出かけた。今は月別とか、華やかな模様付きのものなど様々な御朱印があるようなのだが、それらは書置きになっているようだった。
伏見稲荷神社は藻岩山の裾野の部分にあるため、急な坂道を喘ぎながら上がっていくと「藻岩山山麓通り」出て、その道路沿いに朱色の鳥居が目に入った。
※ 藻岩山山麓通りから神社の入口にあたる鳥居を見たところです。
鳥居が立ち並ぶ参道もまた坂道となっている。鳥居の数を数えながら本殿(拝殿)を目ざしたが、27基の鳥居が並んでいた。その鳥居のところに「写真撮影禁止」との掲示があった。以前に何か不都合があったのだろうか?仕方がないので本稿ではウェブ上から拝借した写真を使用させていただくことにする。
※ 27基の鳥居が立ち並ぶ参道です。
拝殿で参拝を終えた後、その横にある社務所で電話での件を申し出たところ、直ぐに伝たわり、直筆の御朱印をいただくことができた。
※ 最後の鳥居の向こうには本殿(拝殿)が鎮座していました。
※ 札幌伏見稲荷神社の本殿(拝殿)です。
神社の歴史を少し紐解いたところ、明治17(1884)年に京都の伏見稲荷大社に分祀を願い出て、最初は創成川の近くに分神を祀ったそうだ。その後、明治40(1907)年に現在地に遷宮されたそうだが、そのことによって周辺の地域名が「伏見」と命名され、現在の地名となっているとのことである。
【札幌伏見稲荷神社 情報】
◇旧社格:郷社
◇所属:北海道神社庁
◇住所 札幌市中央区伏見2丁目2-17
◇御朱印:あり(直筆 初穂料400円)
◇参拝可能時間:24時間(夜は危険)
◇社務所受付時間: 9:00~16:00(御朱印は10:00~16:00)
◇例祭日:9月9日
◇駐車場:有り
◇アクセス:札幌市電「西線14条駅」から徒歩20~25分(約1Km 坂道あり)
※ その他、地下鉄「円山公園駅」からバス便有り
◇創建: 1884年(明治17年)
◇代表的ご利益:〇商売繁盛 〇金運上昇 〇安全祈願 〇技芸・武芸・芸能
◇御朱印記帳日 4月11日
札幌水天宮は、中島公園と鴨々川の小さな流れを挟んで隣接しているが、比較的狭い敷地の中に立地している。ここでも私は幸運なことに直筆の御朱印をいただくことができた。
札幌水天宮は中島公園と隣接しながら、ちょっと目立たないところに立地している。公園の外縁を流れる鴨々川に「水天宮参道」と書かれた表示の橋を渡り境内に入る。境内は周りを高い建物に囲まれた中にこじんまりと各施設が建てられている。
本殿(拝殿)の正面にコンクリート製の鳥居が建てられており、そこを潜ると直ぐに手水舎、そして狛犬、本殿(拝殿)と続いている。
拝殿でお参りをした後、そのすぐ横に建っている社務所のインターフォンを押した。
実はこの日、事前に「直筆の御朱印がいただけるか」との電話を掛けたのだが、いくらかけても電話に出られなかったので、ぶっつけ本番で訪れたのだが…。幸いなことに女性の神職(?)の方が見えられ、直筆の御朱印をいただくことができた。御朱印の文字は他の神社のものよりは筆太の力強い文字が印象的な御朱印だった。
【札幌祖霊神社 情報】
◇旧社格:無願神詞
◇所属:北海道神社庁
◇住所 札幌市中央区南9条西4丁目6-20
◇御朱印:あり(直筆 初穂料500円)
◇参拝可能時間:24時間
◇社務所受付時間:概ね 9:00~17:00
◇例祭日:7月25日
◇駐車場:なし
◇アクセス:地下鉄南北線「中島公園駅」1番・3番出口から徒歩2~3分(約120m)
◇創建: 1871年(明治4年)
◇代表的ご利益:〇夫婦円満・家内安全 〇安産祈願・子授かり・子宝 〇旅行・交通安全
◇御朱印記帳日 4月3日