田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

御朱印収集巡り №9 札幌祖霊神社

2023-04-04 16:56:55 | 神社参拝・御朱印収集関連

 札幌祖霊神社は、中央区の繁華街ススキノの外れのビル街の中にこじんまりとして建っていた。神社は明治4年、開拓次官だった黒田清隆の発案によって創基されたのが始まりだという。

        

 2月以来、久しぶりの御朱印収集巡りである。今回は「めだかの学校」で実施予定の中島公園の実施踏査を兼ねて、中島公園の近くの神社を3社巡り歩いた。順次レポしていきたいと思う。

 神社を訪れる前に「直筆の御朱印をいただけるか」と確かめたところ、「神職が在住の場合は直筆が可能だが約束はできない」との回答だった。

   

   ※ 写真の通り、神社の背後にはマンション風のビルが聳えていました。

   

   ※ 手水舎はまだ水を出していなかったようです。

 祖霊神社があるススキノ界隈は我が家からは少し距離があるが、天候も春らしく穏やかだったので自転車で向かった。神社はススキノの外れのビル街の中にあった。敷地は広くなく、鳥居、手水舎、本殿(拝殿)、社務所などが狭い敷地を上手に利用した形で建てられていた。参拝を終えて、社務所のインターフォンを押したところ、幸いにも神職の方が在住されており、直筆の御朱印をいただくことができた。

   

   

   ※ 拝殿の戸は閉じられていました。

 御朱印は上掲のとおりだが、背景に大きな赤い五稜星をあしらってあるのが大きな特長といえる。

【札幌祖霊神社 情報】

◇旧社格:無願神詞

◇所属:北海道神社庁

◇住所 札幌市中央区南5条西8丁目1

◇御朱印:あり(直筆 初穂料500円)

◇参拝可能時間:24時間

◇社務所受付時間: 9:00~17:00

◇例祭日:春分の日、秋分の日

◇駐車場:なし

◇アクセス:地下鉄南北線「すすきの駅」から徒歩約10分(約650m)

◇創建: 1871年(明治4年)    

◇代表的ご利益:先祖を敬う神社ですが御祭神から 〇安産祈願・子授かり・子宝 〇商売繁盛 

◇御朱印記帳日 4月3日

 


御朱印収集巡り №8 彌彦神社

2023-03-09 12:29:50 | 神社参拝・御朱印収集関連

 中島公園内の南端近くに位置する(正確には神社境内は中島公園とは別になっている?)彌彦神社は小さな神社であるが、大宰府天満宮より学問の神様である菅原道真公のご分霊を拝戴し「札幌の天神さま」と呼ばれているようだ。

          

         

          ※ 直筆の御朱印です。

 彌彦神社には早くに訪れていた(2月21日)のだが、他のレポートのために先送りしてしまい本日ようやくレポすることができた。

 彌彦神社は、別名「弥彦」、あるいは「伊夜日子」とも表記されるようである。私はこの彌彦神社にも訪れる前に、直筆の御朱印が頂けること確認してから出かけた。

   

  ※ 鳥居が道路に面しているため全体を撮ることができず、仰ぎ見るショットとなりました。

 神社は完全に中島公園内にあるのだが、中島公園のマップを確認してみると、境内は公園とは一線を画しているように私は判断した。(当然、公共的用地に宗教施設は建てられないだろうから…)

   

   ※ 狭い境内の様子がお分かりと思います。

 神社は朱塗りの鮮やかな鳥居をくぐるとすぐ目の前が本殿(拝殿)である。そして鳥居をくぐった左手に社務所があった。

   

   ※ 雪を被った狛犬です。

 社務所を訪れると神官の方が対応してくれた。神官の方の説明によると、月ごとの御朱印とか、その他色鮮やかな御朱印も用意されていた。私は最もベーシックな御朱印を所望した。するとその神官の方が事務所(?)の方に行き、その場で御朱印を書いて(直筆)いただいたが、やはり直筆にこそ価値があるように思える。これからも出来るかぎり直筆の御朱印をお願いするようにしたいと思っている。 

   

   

   ※ 本殿(拝殿)の上の表示は「伊夜日子神社」と表記されていました。

【彌彦神社 情報】

◇旧社格:郷社

◇所属:北海道神社庁

◇住所 札幌市中央区中島公園1-8

◇御朱印:あり(直筆 初穂料500円)

◇参拝可能時間:24時間

◇社務所受付時間: 9:00~17:00

◇例祭日:7月27日

◇駐車場:あり(基本は祈祷・結婚式等での利用のみ)

◇アクセス:地下鉄南北線「幌平橋駅」1番から徒歩2~3分(約150m)

◇創建: 1912年(明治45年)    

◇代表的ご利益:〇合格祈願・学業成就 〇商売繁盛 〇縁結び・恋愛成就

◇御朱印記帳日 2月21日

WBC寸評  Vol.

   

 日本中が大盛り上がりしているWBC(WORLD BASEBALL CLASSIC)の1次リーグB組が開幕する。少し盛り上がり過ぎかな?とも思われるが、スポーツ大好き人間の田舎お爺とすれば無関心ではいられない。オリンピックやワールドカップと同様に、日本の戦いを中心に、私目線でレポートしていこうと思っている。今夜の対中国戦は日本選手の中でも最注目選手である大谷選手が先発投手として、さらには中心打者として出場する大注目の一戦である。テレビの前でじっくりと観戦をして、明日の投稿で新聞のスポーツ欄とは別目線でレポートできたらと思っている。 

   


御朱印収集巡り №7 多賀神社(山鼻神社)

2023-02-25 21:16:00 | 神社参拝・御朱印収集関連

 札幌護国神社の境内末社として同じ境内に建つのが多賀神社である。そしてかつて山鼻地区にあった山鼻神社を合祀しているのが多賀神社である。二つの神社の御朱印を札幌護国神社の社務所で一緒にいただいた。

  

  ※ 札幌護国神社の末社である二つの神社の御朱印は書置きでした。

 多賀神社は札幌護国神社の社務所の隣に寄り添うように建っていた。本殿は小ぶりであるが、恋愛成就や縁結びにご利益があるということで若い女性から人気のある神社だそうだ。

   

   ※ 札幌護国神社の境内に多賀神社の鳥居が建っていました。

   

   ※ 「縁結び」のご利益があることをアピールしているようです。

 多賀神社の始まりは、札幌護国神社が戦後になり国からの援助が途絶えたことで、御英霊をお護りするために昭和24年9月、多賀大社の御祭神を札幌護国神社の多賀殿の大神として祀ったのがこの神社の始まりだそうである。

   

   ※ 多賀神社本殿の正面です。

   

 多賀神社に赴いたときに本殿前の扉が閉まっていた。「あれっ?」と思ったのだが、扉に近づいてみると、「扉を開けてお参りください」との表示があった。その扉を開けると他の神社と同様にお賽銭箱が置かれ、ふつうにお参りすることができた。

   

   ※ 本殿に近づくと、ご覧のように扉が閉まっていました。

   

   ※ しかし、扉を開けるとご覧のように賽銭箱が置かれ普通の拝殿となっていました。

 肝心の御朱印であるが、札幌護国神社のものは直筆でいただくことができたが、多賀神社と山鼻神社のものは残念ながら書置きのものだった。

 その後に、札幌護国神社の境内で顕彰碑などの石碑が置かれている一角のなかの最奥部にある「山鼻神社碑」を参ってから札幌靖国神社を後にした。 

   

   ※ 札幌靖国神社境内の最奥部に建てられていた「山鼻神社碑」です。

【多賀神社 情報】

◇旧社格:なし(近代社格制度廃止後に創建された)

◇所属:北海道神社庁

◇住所 札幌市中央区南15条西5丁目1-3

◇御朱印:あり(書置き 初穂料500円 山鼻神社のものも同じ)

◇参拝可能時間:概ね9:00~17:00(扉に鍵がかけられるため)

◇社務所受付時間: 9:00~16:00

◇例祭日:8月8日

◇駐車場:あり

◇アクセス:地下鉄南北線「幌平橋駅」1番・2番出口から徒歩約3分(約200m)

◇創建: 1949年(昭和24年)

     1971年(昭和46年)山鼻神社の御祭神を多賀殿(多賀神社)に合祀された。

◇代表的ご利益:〇縁結び・恋愛成就 〇夫婦円満・家内安全 〇安産祈願・子授かり・子宝 〇合格祈願・学業成就 〇旅行・交通安全 〇延命長寿

◇御朱印記帳日 2月21日

 


御朱印収集巡り №6 札幌護国神社

2023-02-22 16:02:33 | 神社参拝・御朱印収集関連

 札幌市の中心部、中島公園に隣接した広い境内に静謐に佇む神社である。札幌護国神社は、その名が示すとおり一般の神社とはその目的が違い、国家のために殉職した人の英霊を祀るために創建された神社である。

        

 2月21日(火)、連日降り続いた雪が止み、久しぶりに青空が見えたことから外へ出てみたい欲求に駆られ、私が現在取り組んでいるテーマの一つ「御朱印収集巡り」に出かけることにした。

 収集巡りのはじめは中央区の神社をまずは集中的に巡ろうと考え、中島公園に隣接している「札幌靖国神社」を訪れることにした。訪れるにあたって、これまでの体験から神社に「直筆で御朱印を記入していただけるか?」問い合わせたところ「午後から外出の予定のため午前中に来ていただけないか」と回答があったので、その教示に従った。

   

   ※ 神社境内の入口には神社名を記した大きな石柱が建てられていました。

   

  ※ 境内に沿って流れる小川(鴨々川)に架かった橋を渡ると鳥居が立ち、本殿に導かれます。

   

   ※ 鴨々川の流れが境内に入る際に効果を発揮しているように思われました。               

 札幌靖国神社の始まりは1879(明治12)年に北区に屯田兵招魂碑が建てられたのが始まれとされている。(その際の名称は「札幌招魂社」)その後、1911(明治44)年に中島公園に移り、1933(昭和8)年に現在地に社殿が建てられたそうだ。名称の方は、中島公園に移った後には「札幌招魂社」となり、現在地に移ってからは「札幌靖国神社」と称すようになり、現在に至っているようだ。

   

   ※ 古風然とした神門です。

   

   ※ 狛犬も堂々とした佇まいで出迎えてくれました。

 境内には境内社として「多賀神社」、さらには多賀神社に合祀された「山鼻神社」がある。(そのあたりの経緯については次回紹介します)

 札幌靖国神社はリード文でも触れたように、札幌市内にある神社としては広い境内を有する神社で、都心近くにありながら境内は静かな雰囲気に包まれている。神門から本殿までもかなり距離を取っており、堂々とした佇まいである。他の神社と一つ違っていたところは拝殿のところにお賽銭箱が見当たらなかったことだ。これなどは他の神社とは性格を異にする故なのだろうか?

   

   ※ 札幌靖国神社の本殿(拝殿)です。

 社務所は本殿の脇に、これも由緒ある佇まいで建っていたが、そこで女性の神官(?)の方から直筆で御朱印に記帳していただいた。

    

   ※ 神門に入る前、本殿の脇に建っていた社務所です。

【札幌護国神社 情報】

◇旧社格:護国神社

◇所属:北海道神社庁

◇住所 札幌市中央区南15条西5丁目1-1

◇御朱印:あり(直筆 初穂料500円)

◇参拝可能時間:6:00~16:00

◇社務所受付時間: 9:00~16:00

◇例祭日:7月6日

◇駐車場:あり

◇アクセス:地下鉄南北線「幌平橋駅」1番・2番出口から徒歩約3分(約200m)

◇創建: 1879年(明治12年)

◇代表的ご利益:護国神社のため一般的なご利益というものはない。護国神社は元々国家のために殉職した人の英霊を祀るため神社だからそうです。

◇御朱印記帳日 2月21日


御朱印収集巡り №5 札幌三吉神社

2023-02-14 16:14:05 | 神社参拝・御朱印収集関連

 札幌市の中心部、電車通り沿いにあるのが三吉神社である。市の中心に位置していることから訪れる人も多く「さんきちさん」と市民から呼称される場合が多いようだが、「みよしじんじゃ」が正式名である。

             

          

 2月10日(金)に北海道神宮頓宮を訪れた帰りに、「そうだ!帰る途中に三吉神社がある。立ち寄ろう!」と決意し、電車通りを西へ歩を進めた。中心街からちょっと外れた西8丁目(札幌市の中心街は西4丁目付近である)の一角に周りを高い木々に囲まれて「三吉神社」が建っている。

   

   ※ 電車通りの南1条に面したところに三吉神社は建っている。

   

   ※ 電車が通った後、道路向かいから三吉神社境内全体を写しました。背後の大きな建物は「札幌ビューホテル大通公園」です。

 札幌の「三吉神社」の始まりは、明治11(1878)年に秋田県の太平山三吉神社から分霊したのが始まりとされている。

 境内は市街地とあって狭隘といった感じであるが、仕方のないことだろう。

   

   ※ 拝殿では一人の男性が長~くお参りしていました。

   

 拝殿横にはたくさんの合格祈願の絵馬が掲げられていました。札幌市内には学問の神様として知られる菅原道真を祀った神社が何社もあるらしいが、三吉神社もその一つだという。

   

   ※ 合格祈願の絵馬がびっしりと掛けられていました。

 また、本殿横には「出世稲荷社」という小さな鳥居と祠があった。そのいわれについて調べてみたが今一つその真相は掴めなかった。

   

   ※ 小さな「出世稲荷社」です。

 本殿横に社務所があり、そこで「御朱印の記帳を」とお願いしたが、書置きしかないとのことだった。日を改めても無理なようだったので、書置きのもので納得することにした。ちょっと残念である。そこで改めて調べてみると、市内の多くの神社では神職が常に滞在しているとは限らない。直筆の御朱印をいただくには、訪れる前に確かめてから出かけるようにした方が良いのかもしれない。

【札幌三吉神社 情報】

◇旧社格:県社

◇所属:北海道神社庁

◇住所 札幌市中央区南1条西8丁目

◇御朱印:あり(書置き 初穂料500円)

◇参拝可能時間:24時間

◇社務所受付時間:概ね9:00~17:00

◇例祭日:5月15日

◇駐車場:あり(無料・台数制限あり)

◇アクセス:札幌市電「西8丁目駅」から徒歩2分

◇創建: 1878年(明治11年)

◇代表的ご利益:○合格祈願・学業成就 ○商売繁盛 ○必勝祈願・勝利成功 ○旅行・交通安全(海上交通) ○病気平癒・健康祈願

◇御朱印記帳日 2月10日


御朱印収集巡り №4 北海道神宮頓宮

2023-02-11 12:18:33 | 神社参拝・御朱印収集関連

 北海道神宮頓宮は、明治4年、円山の地に鎮座した札幌神社(現北海道神宮)が市街地と遠く離れ、かつ冬期間積雪等により参拝が困難になることから、明治11年に札幌神社遥拝所として設置されたのが始まりだという。その後は北海道神宮例大祭において、街を練り歩く神輿が休憩する「御旅所」の役目を果たしてきた。

            

        

 北海道神宮頓宮は、我が家からは北海道神宮とは正反対の東方向におよそ3キロ離れた市の中心部に近いビル街の中にあった。私は我が家から歩いて市の中心街を抜け、約45分かけて頓宮に着いた。頓宮は北海道神宮ほど人の姿は多くはなかったが、それでもちらほらと参拝する人の姿があった。社殿はこじんまりとしたものだったが、脇を固める狛犬は札幌軟石製で、札幌最古のものだそうだ。また、境内には石灯籠があり、そちらは道内最古のものだそうだが、事前に情報を収集していなかったために、写真の収めることを失念してしまったのは残念だった。

   

   ※ ご覧のようにビル街の谷間に建つ北海道神宮頓宮です。

   

   ※ 境内入口に立つ鳥居です。

   

   

   ※ 手水舎は「手だけを清めてください」と注意書きがありました。

   

   ※ 頓宮の拝殿です。

   

   ※ 札幌最古といわれる札幌軟石製の狛犬です。

 参詣を終えた後に、本殿横にある社務所に行き御朱印の記帳をお願いした。こちらは神職が直筆で記帳してくださる形式であった。

   

   ※ 社務所内の様子です。

【北海道神宮頓宮 情報】

◇旧社格:なし(末社のため)

◇所属:北海道神社庁

◇住所 札幌市中央区南2条東3丁目

◇御朱印:あり(直筆 初穂料300円)

◇参拝可能時間:24時間

◇社務所受付時間:9:00~16:00

◇例祭日:9月第3日曜日

◇駐車場:あり

◇アクセス:地下鉄東西線「バスセンター前駅」6番出口 から徒歩3分(約160m)

◇創建: 1878年(明治11年)

◇代表的ご利益:北海道神宮の末社のため基本的には同じだが、特に以下の二つにご利益があると言われている。 ○縁結び・恋愛成就 ○安産祈願・子授かり・子宝

◇御朱印記帳日 2月10日


御朱印収集巡り №3 開拓神社

2023-02-10 15:19:18 | 神社参拝・御朱印収集関連

 北海道神宮の境内には境内社として三つの神社がある。その一つが北海道の開拓の功労者37柱が祭られている「開拓神社」である。この神社の御朱印も北海道神宮で頂けることを知っていたので、併せていただいてきた。

              

          

 北海道神宮には、神宮本体の他に境内社として「開拓神社」、「鉱霊神社」、「穂多木神社」の三社がある。そのうち「開拓神社」は御朱印を発行されていることが分かった。そこで「北海道神宮」で御朱印をいただいた際に、同時に開拓神社の御朱印をいただくことにした。ただし、こちらは予め札に書いてあるものに日付だけをいれていただく形式のものだった。

     

    ※ 円山公園から神宮に向かう際にくぐる「円山公園口鳥居」です。

     

     ※ 鳥居をくぐると左手の林の中に「開拓神社」が見えてきます。

     

     ※ 開拓神社を正面から見たところです。

 開拓神社とは、昭和13年(1938)北海道開拓70周年を迎えるに当たり、開拓功労者をしのんで北海道神宮内に創建された。北海道の名付け親である、幕末の探検家松浦武四郎氏など、北海道の開拓に尽くした先人37柱が祭られているが、ここにそれらの方々のお名前を紹介したい。

     

     ※ 入口には開拓神社に祀られている37柱のお名前が記されていました。

○吾妻謙、○伊能忠敬、○井上長秋、○岩村通俊、○岡本監輔、○黒田清隆、○小林重吉 ○近藤重蔵、○佐藤信景、○佐野孫右衛門、○島義勇、○清水谷公考、○下国安芸 ○鈴鹿甚右衛門、○栖原角兵衛、○高田屋嘉兵衛、○武田信広、○田崎東、○伊達邦直、○伊達邦成、○田村顕允、○続豊治、○中川五郎治、○永山武四郎、○鍋島直正、○早川弥五左衛門、○東久世通禧、○本多利明、○松浦武四郎、○松川弁之助、○松田伝十郎、○松前慶広、○松前徳広、○間宮林蔵、○村山伝兵衛、○最上徳内、○依田勉三 

 なお、開拓神社は円山公園から円山公園口鳥居をくぐり、境内社三社のうち北海度神宮へ向かう参道で最初に左手に現れる神社である。

   

   ※ 神社鳥居のところに無人ですがお御籤やお札を販売していました。

   

   ※ 開拓神社の拝殿に近づいたところです。

   

   

   ※ 小ぶりながらも立派な拝殿です。

 実は本稿をアップしようと準備をしていたところ、写真が少ないのに気付き、本日(2/10)再び「開拓神社」まで出向き、関係する写真を撮り増ししてきた。

【開拓神社 情報】

◇旧社格:なし(境内社のため)

◇所属:北海道神社庁

◇住所 札幌市中央区宮ヶ丘474

◇御朱印:あり(北海道神宮の祈祷受付でいただくことが出来る 書置き 初穂料500円)

◇参拝可能時間:時期により異なる

◇社務所受付時間:9:00~17:00(11~2月は16:00まで)

◇例祭日:8月15日/2年に1度の大神輿渡御が有名

◇駐車場:あり(北海道神宮のもの)

◇アクセス:札幌地下鉄東西線「円山公園駅」から徒歩12分

◇創建: 1938年(昭和13年)

◇代表的ご利益:○商売繁盛 ○病気平癒・健康祈願 

   

   ※ 円山公園には造形作家が作る雪の造形があちこちに見られました。

   

   

   ※ 神宮境内の中ほどに建つ「神宮茶屋」です。

   

   ※ 茶屋の人気商品「福レ餅」(福と膨れを掛け合わせた?)です。(250円)


御朱印収集巡り №2 北海道神宮

2023-02-08 14:00:08 | 神社参拝・御朱印収集関連

 さすがに北海道の総鎮守である。2月の平日であったが、参拝の人の姿が絶えない状況だった。目立ったのは外国人旅行者の姿である。それも近年経済発展の著しいアジア系の人たちの姿が目立った。

          

 

       

 ※ 御朱印収集巡りとしては№2であるが、実質的には第1号と考えている北海道神宮の御朱印です。

 少し遠ざかっていたが「御朱印収集巡り」を再開した。というのも、№1とした「上野幌神社」は特別として(正月三が日しか御朱印がいただけないため)、最初は北海道の総鎮守である「北海道神宮」からと思い定めていた。ところが1月中は参詣者が殺到することから、御朱印を直接書いていただけない(すでに書かれているものを渡され、御朱印帳に貼付する方式)ということが判明し、2月になるのを待っていたのだ。

    

   ※ 北海道神宮のの第二鳥居です。      

 2月7日(火)午後、特に予定もなく、天気も穏やかだったので満を持して(?)北海道神宮に向かった。我が家から表参道(北1条通り)を西に向かって徒歩で25分ほど歩くと北海道神宮の第二鳥居に至る。ウォーキングにちょうど良い距離だ。

   

   ※ 第二鳥居から雪道を本殿に向かって進みます。

 第二鳥居をくぐり参道を進むと、けっこう参拝の人の姿が目に入った。お正月の時には手水舎は規制されていたが、この日は柄杓など用意されていなかったが、水は流れていて、手口を清めることができた。私の所作を見て外国人が真似をしていたのが微笑ましかった。

   

   ※ 本殿前にある手水舎はお正月の時には閉鎖されていましたが、この日は解放されていました。

 手水舎の奥方向に「北海道開拓の祖」と称される初代開拓判官の島義勇像が肩に雪をいただきながら屹立していた。

   

   ※ 本殿に向かって左手に建つ初代開拓判官の島義勇像です。

 拝殿において型どおり参拝した私は、案内に従い拝殿右手にある祈祷受付に進み、そこで「御朱印の記帳」を願い出て、御朱印帳を渡してしばらく待つと記帳された御朱印が手渡され、初穂料と引き換えに受け取った。直接御朱印帳に記帳された御朱印はさすがに重みのようなものが違うように感じた。

   

   ※ 本殿(拝殿)前に建つ神門です。ここを潜って拝殿前に立ちます。

   

   ※ 拝殿です。外国人が目立ちました。

   

  ※ 本殿右手にある祈禱所と御朱印の受付を兼ねた窓口です。ここで御朱印を受け取りました。

【北海道神宮 情報】

◇旧社格:官幣大社

◇所属:北海道神社庁

◇住所 札幌市中央区宮ヶ丘474

◇御朱印:あり(直筆 初穂料500円)

◇参拝可能時間:時期により異なる

◇社務所受付時間:9:00~17:00(11~2月は16:00まで)

◇例祭日:6月15日

◇駐車場:あり(参拝は1時間まで無料・祈祷は2時間まで無料)

◇アクセス:札幌地下鉄東西線「円山公園駅」から徒歩12分

◇創建: 1869年(明治2年)

◇代表的ご利益:○縁結び・恋愛成就 ○安産祈願・子授かり・子宝 ○合格祈願・学業成就                           ○夫婦円満・家内安全 ○商売繁盛 ○病気平癒・健康祈願 ○必勝祈願・勝利成功 ○技芸・武芸・芸能 ○旅行・交通安全

        ※ 北海道の一宮でありすべてのご利益があると言われている。

◇御朱印記帳日 2月7日

   

   ※ 北海道神宮を訪れた時のお決まりで、境内に建つ菓子店「六花亭」に寄ります。

   

   ※ 名物「判官さま」の焼き餅をいただきました。


北海道神宮 de 初詣

2023-01-03 18:30:03 | 神社参拝・御朱印収集関連

 札幌に転居して16年、お正月には欠かさず北海道神宮での初詣を欠かしたことがない。それも当初は1月1日だったり、2日だったりしたものが、2013年以来は混雑を避ける意味もあって3日に固定した感がある。本日3日、いつものようなルーティンで今年一年の無事を祈願してきた。

 正式な初詣といえば、昨日「上野幌神社」に詣でたのが初詣ということになるのかもしれない。しかし、私にとってはやはり北海道神宮に参ってこそ初詣という気持ちである。そこでいつものように箱根駅伝の駒大優勝を見届けた後、午後1時半すぎツルツル路面に苦労しながら北海道神宮に出かけた。我が家から北海道神宮までは2キロ弱くらいあるだろうか?いつものように徒歩で向かった。三が日の最終日とはいえ、車の車列が長く伸び、初詣に向かう人の列も切れ目なく続いていた。

   

   ※ 北海道神宮の第一鳥居です。

 第一鳥居、第二鳥居をくぐり、表参道のじゃり道を進んだ後に北海道神宮の神門にいたる。神門の手前の手水舎はコロナ禍のため今年も閉鎖したままだった。

   

   ※ こちらは第二鳥居です。

 そこからはいつものルーティンだった。拝殿においてお賽銭と共に今年一年の無事を祈願し、その後拝殿の横に設置された臨時の店舗で今年の干支である兎の「神楽焼」を購入し、お御籤を引くという順に回った。

   

   ※ 手水舎はご覧のように閉鎖されていました。

   

   ※ 拝殿前はお参りをする人たちで若干混雑していました。

   

   ※ お御籤などの販売所です。もう一か所境内には別の販売所もありました。    

 干支の神楽焼は11年前に気が付いて、できれば全てを集めようと考え来年の初詣で十二支が完成することになる。神楽焼には次のような説明書きが同封されていた。「神領地に出土したる神土を拝領し、神水で練り固め、一体一体手描きの上、浄火で焼き上げたものであります。大神さまの広大な無辺な御神徳を受けることができます」とあった。御神徳をぜひとも受けたいものである。

   

   ※ 本日購入した今年の干支の「兎」の楽焼です。

   

  ※ これまで11年間に収集した干支の楽焼です。のこり「辰」のところを空けて並べました。

 お御籤の方は、ふだんの自分の行いに自身のない私は大して期待していなかったのだが、なんと今年は「大吉」であった。ちなみに妻は「中吉」だった。

   

 これで北海道神宮におけるルーティンは終わりなのだが、今年は「御朱印」をいただくことが一つ増えた。しかし、事前にお聞きしたところ1月いっぱいは御朱印帳に直接書き入れていただくことはできないとのことなので他日を期すことにした。

   

   ※ 例年より規模は小さいようですが、帰り道のところに出店が出ていました。

   

   ※ 円山公園口鳥居は参拝客の帰り道専用の通路となっていました。

 そして私の初詣の最後のルーティンは甘味処でぜんざいに舌鼓を打つことだ。なぜ初詣に甘味を?と不思議に思われる方もいるかもしれない。私が特別の甘党というわけではない。今思い出すと、初詣を終えて表参道を帰宅する際に気になる小さな甘味処があり、初詣客がそこに吸い込まれるのを見て、私たちも訪れてみたのが始まりだった。その甘味処は「巧」という店名で、毎年お正月に訪れるのを楽しみにしていた。ところがその店は2020年末に閉店してしまった。そこで次の年からは同じく北海道神宮の近くにある「六花亭円山店」の喫茶部において「土鍋ぜんざい」をいただいている。本日も最後のルーティンとして「土鍋ぜんざい」に舌鼓を打ち、今春の初詣を無事に終えることができた。

   

   ※ 六花亭円山店の正面とは反対の入口です。

   

   ※ 私が舌鼓を打った「土鍋ぜんざい」です。

 今年も一年、無事に暮らしていけますように…。


新企画 御朱印収集巡り №1 上野幌神社

2023-01-02 17:21:50 | 神社参拝・御朱印収集関連

 本日午後、北広島市との市境にほど近い札幌の外れにある小さな神社だが、三が日とあって地域の方々がそれなりに参賀に訪れていた。そうした中に私も入れていただき、参拝した後、初めて御朱印なるものをいただくことができた。

   

  ※ 上野幌神社の社殿です。小さな造りですがしっかりとした建物です。右は社務所です。

 私は神仏などをそれほど信じる方ではなく、きわめて現実的な人間ではないかと自己分析している。そんな私が「御朱印を集めてみよう!」などと思い立ったのは、私の中にも微かに日本人としてのアイデンティティが息づいているのかもしれない。

 新年に入り新企画に取り組みたいとあれこれと考えているうちに、御朱印の収集を思い立った。調べてみると、札幌市内で御朱印をいただける神社は49社に上るということが判明した。「これらの神社を巡りながら、また違う札幌の貌が見られるのではないか!」との思いが頭をもたげた。私は新企画を起ち上げることにした。

 その際に私は自分自身に条件を課することにした。それは「神社を巡る際は公共交通機関を駆って巡る」ことを条件とすることにした。特にこの機会に複雑極まる市内バス路線を多少とも利用できる術を身に付けたいと思ったのだ。

 以上を条件としながら、この企画だけに集中するわけではないから、パークゴルフ場巡り同様に2年くらいで制覇できたらと思ってスタートすることにした。

 その手始めに我が家から遠い「上野幌神社」をなぜ第一に訪れることにしたかというと…。御朱印のことを調べていたら、上野幌神社で御朱印をいただけるのは年末の12月30日から新年の1月3日までの年間でたった5日間のみと判明したために、本日2日に訪れたというわけである。

   

   ※ 境内には拓魂碑がありました。その他にも碑がありそうですが、雪の中に隠れてしまった?

 経路は地下鉄「大谷地」駅からバスに乗り継ぎ、バス停「報恩学園前」で下車し上野幌神社に向かった。これらの経路は予め調べて、バスへの乗り継ぎ時間も考えて地下鉄に乗ったのだが…。バスが正月ダイヤだったことが大谷地バスターミナルまで行って初めて判明し、45分近くバスターミナルで待たされることになった。また、神社からの帰路はさらに誤算でバスは郊外路線とあって1時間に1本程度のために、待つよりは歩こうということになり、近くの地下鉄駅まで約4キロを歩く羽目になってしまった。しかし、こうしたこともこの「御朱印収集巡り」では大いにあり得ることと織り込み済みで、複雑極まるバス路線についての蘊蓄を蓄え、歩くことによって札幌の街の新しい貌を見ることができたら僥倖と考えスタートすることにしたのである。

   

   ※ この神社の特徴の一つ、玉に乗った可愛らしい狛犬様が人気だそうです。

 さて、前置きが少々長くなったが、「上野幌神社」は北広島市に向かう国道(国道274号線)沿いから急な階段を二つほど上がった丘陵に上にあった。そこには昭和43(1968)年に不審火により全焼した後に小さいが立派な社殿と社務所が建っていた。境内には三が日とあって地域の方たちがけっこう初詣に訪れていて賑わっていた。その中で私も参拝させていただいた。私の初詣は例年は北海道神宮なのだが、今年は奇しくも縁もゆかりもない上野幌神社になってしまった。その後、社務所に立ち寄り「御朱印をお願いします」と申し出ると、予め印刷されたものに、日付をその場で記入した御朱印を渡された。初穂料は300円であった。

   

   ※ 神社は国道から写真のような階段を二つ上がったところに建てられていました。

 この歳になって初めて知ったこともあった。社殿の横で白い法被を着た二人の男性が焚き火をしていた。その方に「何のために焚き火をされているのですか?」と尋ねたところ、「厄を寄せ付けないため」だということだった。北海道神宮のように大きなところでは焚き火を見た体験がなかったが、どこかでされているのかもしれない。ともかく無事に御朱印の第一号を入手でき、めでたしめでたしである。

        

        ※ いただいた上野幌神社の御朱印です。

【上野幌神社 情報】

◇旧社格:無願神祠

◇所属:単立

◇住所 札幌市厚別区厚別町上野幌822

◇御朱印:あり(ただし、12/30~1/3のみ)

◇参拝可能時間:24時間

◇社務所受付時間:12/30~1/3の9:00~17:00くらい

◇例祭日:9月15日に近い土日(概ね第2土曜日)

◇駐車場:あり

◇創建:明治20(1887)年頃の説と明治22(1889)年の説がある。

◇代表的ご利益:〇旅行・交通安全 〇安全祈願 〇五穀豊穣 〇安産祈願・子授かり・子宝 〇延命長寿