やはりこの歳になるといくら距離を短くしたといっても20㌔+20㌔はかなりの負荷なのか? 身体全体が疲れと気怠さに覆われています。
身体ばかりじゃなく頭にも疲れを感じていますが、記憶が飛んでしまわないうちにランダムに今回のツーデーウォークを振り返ってみることにします。
[手作りの大会]
全国各地からの参加者があるといっても、今回の大会で参加者は四百数十名程度です。
多少はスポンサーが付いたといってもあくまでマイナーな大会です。
ですから勢い運営は少人数で賄わねばなりません。今回の場合も地元旭川の歩こう会の方々の手による運営だったようです。
しかし、少人数ではあっても精一杯の運営を心がけてくれたようです。歩いていて不安はまったく感じなかったですし、配慮の行き届いた運営をされていたことを感じました。
手作りの大会がかえって心のこもった大会を実現したのではないでしょうか。
※ 懸命にお世話をしてくれた「旭川あるこう会」の方々です。感謝!
[旭川には何もない?]
私にとって旭川はこれまで北見から札幌への通過街であり、何度か宿泊しても街中を歩き回ることはほとんどない街でした。
ですから今回街中を歩くことで、緑が多く整然とした街並み、広大な河畔を利用した運動施設にウォーキングコース、私はえらく気に入ってしまいました。ところが・・・。
二日目の後半、グループで歩いていた本州(関西?)から来たウォーカーに「旭川のコースはどうですか?」と聞いたところ「北海道らしいねぇ・・・」と言った後、「だって何にも無いもなぁ」・・・。この言葉には正直言ってガッカリしました。
しかし時間が経って考えてみると、彼が言ったことは本州の各地のコースでは、「OOゆかりの道」だとか、「OO生誕の地」などというような名所・旧跡がゴロゴロしているのかも知れません。それに対して、我が北海道は残念ながら歴史的な意味では太刀打ちできません。
※ 北海道(旭川)には本州にはない雄大な自然がたっぷりです!
そのことをゴール間近で一緒になった新潟県からの女性に話をしました。
すると彼女は「でも北海道には他にはない豊かな緑があるじゃない」と話されました。「本州の各地を巡っていると、無惨に自然が破壊されているところをたくさん見ますよ」と…。
それが北海道の専売特許なのかもしれません。人にあまり手を加えられなかったから、豊かな自然が残っているのだと…。
何もないのではなく、できるだけ手を加えず自然や緑を残していくこと、そのことこそが北海道の売りなのではないか、と改めて教えられた思いです。
※ 関西の彼にはこの豊かな自然を感じられなかったのかなぁ…
(もう少し旭川の大会を振り返ってみたいと思います。今日はここまで…)