田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

アリスのエピソード二話

2009-07-30 19:05:38 | ステージ & エンターテイメント
※ ブログの話題が尽きたわけではありませんが、アリスの熱が冷めないうちにアリス関連の話題をもう二つ、といっても大した話ではないのですが・・・。
            
 
  アリスは若き日に私を熱くさせてくれた一人(一組)に間違いない。そんなアリスに関して忘れられないエピソードが私には二つあります。

 振り返ってみるともう三十数年前のことになります。
 私は小学校の教師として4年生を担任している時でした。
 学期の終わりに子どもたちに計画・準備させて「お楽しみ会」を行いました。
 ふだんの厳しい(?)指導が子どもたちに浸透していたとみえて、子どもたちはあまりハメを外すことなく、控えめに楽しんでいるように私には映りました。
 私は子どもたちに「お楽しみ会なんだから、もっともっと楽しんだら?」と云いながら、持参のテープをラジカセにかけ「あなたは稲妻のよ~に♪」といきなり歌い出したら、子どもたちは一瞬きょとんとしましたが、その後から大歓声で手拍子を打ち大喜びでした。
 その後からは「お楽しみ会」が盛り上がったことは云うまでもありません。

 時代的には同じ頃の話です。
 自分が住んでいた街ではありませんでしたが、高校時代の同級生の所へ遊びに行くと決まって誘ってくれたスナックがありました。
 そこのスナックのマスターは一時歌手を志したことがあるということで、客がカラオケでコーラス曲を歌うとドラムを叩きながらハモってくれました。
 そのスナックで私は決まってアリスの曲を何曲も歌いました。
 するとマスターが必ずハモってくれるのですが、彼がこぼすのです。
 「お客さんは主旋律を歌っていたかと思うと、突然副旋律に移るので大変です」と…。
 私がアリスの歌を覚えるのはレコード(CDではありませんよ!)からです。すると、耳から入ってくる音が、時には副旋律の方がよく耳に届いてくる場合があったのです。(そんな覚えありません?)それくらいアリスのちんぺいとべーやんの歌声は微妙なバランスの上に成り立っていたとも云えるのではないでしょうか。

 そんな他愛ない昔のことを想い出させてくれた今回のアリスの復活ライブでした。
 全国40ヶ所のツアー終了後は、またそれぞれのソロの活動に戻るということです。
 これまでも何度か復活したアリスですが、この後再びの復活ははたしてあるのだろうか・・・。