田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

雪上ハイク in 三角山~小別沢縦断

2021-03-11 15:42:17 | スノーシュートレック & スノーハイク

 天気が回復した今日、私は三角山&小別沢方面の山中をおよそ3時間にわたって彷徨っていた。彷徨ったとはいっても、迷ったわけではない。過去何度も試みながら見つけることができなかった小別沢へ抜けるルートを発見することができた!

   

   ※ 三角山の山頂標識です。

 今日は昨日とは違い、朝から空は晴れ渡っていた。そこで今回は、三角山~奥三角山縦走路の途中から分岐する小別沢トンネルへ抜けるルートを見つけるべく、三角山に向かった。

 天気が良く登山日和と思ったのは私だけではなかったようだ。朝8時30分過ぎだったが、三角山の駐車場はほぼ一杯だった。

   

   ※ 道路脇に造られた登山口駐車場は駐車する車がほぼ満杯でした。

 この日、私は初めからスパイク付き長靴でハイクすることを決めていた。他のほとんどの方は軽アイゼンを使用している方が多かったようだ。登山口付近はまだ気温が上がっていなかったこともあり、凍った登山道だったがスパイク付き長靴で問題なく登り続けることができた。

   

   ※ 三角山の登り始めはまだ雪が凍っている状況でした。

 好天とあっても平日だから登山を楽しんでいるのはシニア層が多かった。出会った中で驚いたのは、あまりに高齢に見えたのでつい御年を伺った。すると「大正生まれだから歳は聞かないでくれ」というではないか!ということは95歳は明らかに超えているということだ。さすがに登る速度は遅かったが、足腰共にしっかりしていることに驚いた。

   

   ※ 急斜面を登る先行者ですが、年齢はなんと95歳を超えていらっしゃったようでした。

 三角山は小山(標高311m)とはいえ、途中にけっこうな急斜面が続く。背中に汗を感じながら登り続け、35分後に山頂に到達した。山頂からは札幌の都心部が良く見えた。

   

   ※ 三角山山頂からの眺望です。

 小休止の後、ジャンプ台で有名な大倉山に向かった。大倉山(307m)も高さはあまり変わらないのだが、5~6度のアップダウンが続く尾根コースで、けっこうな登り甲斐がある。

   

   ※ 三角山から大倉山を目ざす尾根コースです。

   

   ※ 大倉山の山頂標識と、大倉山ジャンプ競技場のスタートハウスです。

 大倉山を通過すると、奥三角山へ向かうルートは一度大きく下降する。そのルートのどこかに小別沢に向かう分岐があるはずだと思いながら進んだ。すると、行く手の左側に足跡を見つけた。特に案内表示などはない。しかし、そこを通過してしまうと奥三角山の登りにはいると判断し、左折することで小別沢に通ずると信じて左折して進んだ。ルートはどんどん下降したが、分岐のところから約1キロ行ったところでトンネルの入り口に出合った。「小別沢トンネル」である。「札幌市自然歩道」のマップでは小別沢トンネルの上を通過して、「小別沢入口」に至ることになっている。しかし、トンネルの上部に通ずるルートは発見できなかった。今日のところは「小別沢トンネル」に到達したことでヨシとし、正式ルートは夏道で探すことにして、そこから来た道を折り返すことにした。

   

   ※ 大倉山から奥三角山へ向かうルートですが、この後大きく下降します。

   

   ※ 下降しきったところで直進する奥三角山へとルートと、左折する微かな足跡です。

   

   ※ 小別沢へ向かう足跡は心もとないものでしたが…。

   

   ※ 小別沢トンネルの入口です。今日はここから折り返しました。

 総行動時間約3時間、歩いた距離約10キロ。早春の青空の元、いい汗をかくことができた。