田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

SAPPORO MOBILITY SHOW 2024

2024-01-19 16:57:46 | イベント
 特に車に関心があるわけではない。北海道新聞が大々的に広告をばんばんと打つものだから、「まあ、お祭りに乗ってみようか」的な軽い気持ちで参加してみた。車好きにはたまらなく映ったかもしれないが、私には……。

  
  ※ 会場のドームの外のデコレーションで目に留まったのはこれだけ。少し寂しい気がしたのだが…。

 コロナ禍などもあり札幌では4年ぶりの開催という。これを機に「SAPPORO MOTOR SHOW」から「SAPPORO MOBILITY SHOW」に名称を変更したという。
 MOBILITY(モビリティ)とは、「人やもの、ことを空間的に移動させる能力、あるいは機構」を指す言葉だという。MOTOR(モーター)と大きな変わりはないと思うが、人やモノを移動する手段としてより広い概念で捉えようしたのでは、と私は理解したのだが…。

  
  ※ 会場全体を写したものですが、こちらも私的には少し寂しいかな?という思いだったが…。

 さて、私の感想は?といえば「こんなものかなぁ…」というのが正直な感想である。展示された車は確かに近未来を予感させる外観を纏った車が陳列されていた。

  
  ※ Nissan Hyper Tourerのミニバンです。

 最初に遭遇したのは、「Nissan Hyper Tourer」というミニバンだった。特徴は後部座席がまるで応接室のような設えになっている点だった。将来、政治家としか、会社の重役たちが重用する車なのだろうか?

  
  ※ HONDAの「CR-V FCEV」という燃料電池車です。

 続いて目に留まったのがHONDA「CR-V FCEV」という次世代燃料電池車だった。この車は今年中に生産を開始すると発表済みということだが、いよいよ燃料電池車時代が到来するようだ。

  
  ※ TOYOTAのKAYOBAKOという多用途カーです。

 少し変わった趣向で目に留まったのがTOYOTAの「KAYOBAKO」という多用途カーである。KAYOIBAKO(通い箱)とは、工場など生産現場に積まれているカラフルなプラスチック製の箱を指すそうだ。この箱でもって工場と取引先との間などを行き来して、部品や製品を運ぶための専用の容器だそうだ。この車もそうしたコンセプトのもと、キャンプをはじめとしてあらゆる用途に応用できる移動手段として考えられたもののようである。
 その他にも国内のメーカーをはじめ、外国のメーカーも一部参加していて近未来の車を会場いっぱいに展示していた。

  
  ※ TOYOTAのレゴ製のGR SUPRA(右側)、奥が実車です。
  
  ※ レゴ製の GS SUPRAを正面から撮りました。

 会場内で特に目立っていたのが、TOYOTAの「GR SUPRA(スープラ)の実車と、その横に実車大のレゴで作られたSUPRAが並んで展示されていたことだ。実車はもちろん流体型の素晴らしい車体を見せていたが、レゴ製のほうも実車に負けず劣らずの出来栄えだったのに驚いた。なお、制作に使ったレゴは477,303個だそうだ。面白いのは実車のほうの最高時速が250kmなのに対して、レゴ製の方は最高時速28kmだそうである。

  
  ※ POLARIS THIMBERSLED製のTimbersled ARO137です。

 SHOWには二輪メーカーも多数出展していたが、その中に一つだけタイヤを装着しないでスキーのようなものを装着した二輪車のようなものが目に入った。POLARIS THIMBERSLED(ポラリスティンバースレッド)社製「Timbersled ARO137」という雪上バイクである。詳しくは調べていないが1台100万円前後するようである。限られた用途しかなくとも、求める人はいるんですねぇ。

  
  ※ スバル車のコンセプトカーです。
  
  ※ こちらは日産のコンセプトカーです。

 と見て回ったのだが、どうも私のように冷めた目で見てみると、全体に熱気があまり感じられないなぁ、という感想を抱いた。もっとも、本日初日は金曜日の平日ということで客足もイマイチだったのかもしれない。明日、明後日はたくさんの人が詰めかけ大賑わいとなるのだろうか?そうなることを期待したい。

  
  ※ マツダ車が社員の家族から集めたミニカー4,018台を集めて展示したそうです。