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私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

北東北の縄文遺跡を巡る旅 第4日

2023-10-14 16:02:00 | 道外の旅
今日訪れた縄文遺跡は鹿角市の「大湯環状列石」とそのガイダンス施設である「大湯ストーンサークル館」だけでした。
 ガイドの方は「大湯環状列石」が我が国で4ヶ所しか登録されていない「特別史跡」であることを誇らしげに語っていました。
 「大湯環状列石」が素晴らしいのは、発掘された遺物がそのままの状態で野外に展示されていることです。というのも、発掘された遺物が石であることでそうしたことが可能だということです。もちろん同時に発掘された土器などはストーンサークル館内に展示されていましたよ。
 ここでも有能なガイドに恵まれ、多くのことを学ばせてもらいました。ただ、たくさんの遺跡を一気に回っているので、帰ってから学んだことを反芻できないのでは?という不安もありますが…。



※ 大湯環状列石の一枚です。並んでいる石は本物ですが、小屋のような建物はもちろん復元されたものです。

 ガイドの方の説明の中で「小坂」という地名が出てきました。「小坂」というと25年前に小坂町に現存する明治時代の芝居小屋「康楽館(こうらくかん)」で芝居を観たことを思い出しました。その時は団体旅行で観光バスで訪れたために私のなかに土地勘はまったく無いままでした。
 「大湯環状列石」から10数キロと聞いて、訪れてみようと思い立ちました。なにせそこで芝居を観た時は、突然役者に指名されて舞台に上がらされて小芝居をしたという、思い出深い芝居小屋なのです。
 今日も芝居の公演は行っていましたが、芝居は観ずに施設見学だけしましたが、記憶にあるとおりの館内でした。ガイドの話では、築百数十年ということですが、今も連日のように公演が行われているとのことでした。



※ 「康楽館」の外観です。明治時代の建物とはいえ、外観は洋風、内部は純然たる和風の芝居小屋そのものです。

 今日は北秋田市泊まりです。明日も遺跡はここ北秋田市の「伊勢堂岱遺跡」一ヶ所なのですが、ガイドのサービスがないためどれだけの成果があるのか、やや不安です。




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