本朝、夏の間続けてきた道立近代美術館前の歩道の清掃ボランティアの今シーズンの活動を無事に終了した。私たちが活動を始めて13年目、たくさんの会員の皆さんの参加を得て、本日無事に今年の活動を終了することができホッとしている。
夏の間(4月~10月)2週間に1度の割合で、早朝に道立近代美術館前の歩道の清掃活動を誰から頼まれたわけでもなく、いわば勝手に始めた清掃ボランティアは今年で13年目を迎えていたが、本日10月28日に今年の活動を無事に終了した。
今年は例年に比べるとやや活動開始が遅れ、4月8日に第1回目の活動を実施した。以来、おおよそ2週間に1度の割合で活動を続け、計15回の通常の活動の他、花苗の植え付けの活動、来春の球根を植え付ける活動を行い総計17回の活動をすることができた。
※ 清掃前の近代美術館の正門前の歩道です。
近代美術館の前庭には主として落葉樹の大木が歩道に覆いかぶさるように植わっているため、年中落ち葉が路上に散乱している。それを会員が竹ぼうきを手に掃き清めている。特に落葉の季節になると、路上を掃いても直ぐ後から落ち葉が舞い落ち、路上が きれいな状態はほんの一瞬である。文字どおり私たちは “一瞬の美” を求めて清掃活動を行っているのである。
※ 清掃を終えた後の正門前です。しかし、数時間後にはまた元通りになるこの頃の季節です。
今日は今年最後の活動とあって、清掃活動の他、ART文字を描いているクサツゲの枝を雪害から守るために棕櫚縄で枝を結わえる作業も行い冬に備えた。本来であれば、一年の活動を労う食事会を数年前までは行っていたのだが、コロナ禍とあってそれもできずに活動を終えることになってしまった。
※ ART文字の枝を結わえる前の姿です。
※ 雪害に備え、葉先を結わえたART文字です。
私をはじめ会員が高齢化し、いつまで活動を継続できるかが目下の最大の課題である。私は “足腰が立つかぎりは…” と話をしているが、はたしていつまで続けることができるやら…。とりあえず来年はまた継続しようと思っている。
※ 本日の参加者は7名でした。(会員はまだいます)珍しくボランティア袋と共に集合写真を撮りました。
地域の美化にほんのちょっぴり役立つ活動をできるかぎり続けたいと思っている。