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私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

「めだかの学校」今年度の学習終了!

2023-03-30 17:05:17 | 「めだかの学校」関連

 私が所属する「めだかの学校」が3月27日(月)の学習をもって、本年度計画した全活動を無事に終了することができた。コロナ禍とあってここ2~3年、活動の継続が危ぶまれたが、本年度は無事に終了できたことにホッとしている。

       

 私が所属し、代表を務めるシニアの生涯学習グループ「めだかの学校」は小さな集団であるが、生涯学習に熱心に取り組む(と自分で「熱心に取り組む」などと表現しては眉唾ものだが…)集団である。

 毎月、第二月曜と第四月曜に集い、自分たちで企画した学習内容を、自分たちで運営して学び合っているグループである。昨年、一昨年はコロナ禍とあって途中で休講も止むを得ない状況だったが、今年度はなんとか計画した内容を全て消化することができた。

 その内容を公開すると、本年度上半期は、第2月曜日に映像資料を用いた学びとして、DVDフォーラム「持続可能な環境を目指して…」と題してNHKスペシャルの番組を視聴し、視聴後に話し合いを持ったのが3回と、「時代劇映画鑑賞 藤沢周平の世界」を鑑賞し、感想を交歓したのが3回だった。また第4月曜日は日米の過去の「アカデミー賞作品賞」を6本観賞し、感想交流を行った。これらは全て前年度、前々年度に計画し積み残したものを実施したものである。

 そして本年度下半期の第2月曜日はSDDs学習会」と称して、札幌市の出前講座の中からSDGsに関する講座を6本依頼して、札幌市職員を講師とした学習を実施した。そして第4月曜日がDVDフォーラム「北海道遺産を映像で訪ねる」と題して、DVDに収録されている52件の北海道遺産を映像で訪ね、視聴後に感想交流を持った。

   

   ※ 北海道遺産の映像を視聴する前に、それぞれが分担して遺産についてレクチャーしてもらった。会員の中にお一人がレクチャーしているところです。

 ここでは私が企画提案し、学習のコーディネーター役も務めたDVDフォーラム「北海道遺産を映像で訪ねる」について少し詳しく触れてみたい。

 現在北海道遺産として認定し、登録されているのは計74件である。しかし、私たちが視聴したのはそのうちの52件である。というのは映像資料として現在入手できるのが2005年時点で登録されていた52件のものしか入手できないからである。つまり用いた DVDの製作年が2005年ということで、映像にやや古さを感ずるところもあった。

    

   ※ コーディネーター役の私の進行で感想交流を行っているところです。

 しかし、誰もが自分たちの身近な遺産であることから会員たちの関心は高かった。視聴後の感想交流は私が思っていた以上に毎回盛り上がった。私が今回52件の北海道遺産の映像を視聴してみて、私が思っていた以上に北海道には未来に引き継ぎたい宝物が存在しているんだなぁ、という思いだった。おそらく「めだかの学校」に集った方々も同じ思いを抱いたに違いない。

   

   ※ 会員の発言に耳を傾ける会員たちです。

 できれば74件の北海道遺産が新たな映像資料として完成した時には、もう一度同じような形でDVDフォーラムをやってみたい思いに駆られた。

 「めだかの学校」は新年度を間近に控え、新たな企画での学習を進めようとしている。またいつか、その様子をレポートできたらと思っている。



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