本日で今季の学習支援ボランティアは終了しました。僅か4日間の支援でしたが、いろいろなことを考えさせられた児童館における学習支援ボランティアでした…。
今季の私の学習支援ボランティアは、昨年末の12月26、27日と、新年になって昨日と本日(1月6日、7日)の計4回でした。
学習支援ボランティアとは、私が所属する退職校長会が自主的に近くの児童会館に出向き、長期休業期間中に子どもたちが学習する時間帯にお邪魔して、学習に躓いている子どもたちを支援する活動です。
今季の私の学習支援ボランティアは、昨年末の12月26、27日と、新年になって昨日と本日(1月6日、7日)の計4回でした。
学習支援ボランティアとは、私が所属する退職校長会が自主的に近くの児童会館に出向き、長期休業期間中に子どもたちが学習する時間帯にお邪魔して、学習に躓いている子どもたちを支援する活動です。
私が担当しているのは自宅から近い市立二条小学校に併設されている「二条はるにれ児童会館」です。そこで、およそ一時間ほど子どもたちの学習を支援しています。
詳しくは承知していないのですが、休業期間中に児童館に集う子どもたちの大半は両親ともにお仕事をしている家庭の子どもが集うところだと理解しています。
一口に小学生の子どもといっても、実に様々です。
今回は改めてそのことを実感させられることに遭遇しました。
私たちは基本的には手を挙げて助けを求める子に対してヒントを与えて答えを導くのを助けることが主たることなのですが、時には解答したミスを指摘することもあります。
ある高学年の女の子でした。私はその子の解答を見て、「あっ、これは間違っているね」と指摘しました。するとその女の子は突然にその解答用紙をクシャクシャにしてしまったのです。唖然としている私を見ながら、今度は別の用紙を引き裂き始めました。
私はそれを見てどうしたか?瞬時の判断でしたが、私は特に何もしませんでした。
私がもしその子の担任だったら、あるいはその子の学校の管理者だったら、それは当然その行為を戒め、指導するでしょう。
しかし、私たちはあくまで自主的にお邪魔して、子どもの学習を支援する立場です。彼女にとってあるいは私たちは歓迎せざる外部の者と思っていたのかもしれません。それがあのような行為に走ったとも考えられます。
それにしても彼女のことが心配です。責任ある立場ではない私にはどうすることもできませんでしたが、彼女の行為をボランティア後に児童館の指導員には伝えておきました。
詳しくは承知していないのですが、休業期間中に児童館に集う子どもたちの大半は両親ともにお仕事をしている家庭の子どもが集うところだと理解しています。
一口に小学生の子どもといっても、実に様々です。
今回は改めてそのことを実感させられることに遭遇しました。
私たちは基本的には手を挙げて助けを求める子に対してヒントを与えて答えを導くのを助けることが主たることなのですが、時には解答したミスを指摘することもあります。
ある高学年の女の子でした。私はその子の解答を見て、「あっ、これは間違っているね」と指摘しました。するとその女の子は突然にその解答用紙をクシャクシャにしてしまったのです。唖然としている私を見ながら、今度は別の用紙を引き裂き始めました。
私はそれを見てどうしたか?瞬時の判断でしたが、私は特に何もしませんでした。
私がもしその子の担任だったら、あるいはその子の学校の管理者だったら、それは当然その行為を戒め、指導するでしょう。
しかし、私たちはあくまで自主的にお邪魔して、子どもの学習を支援する立場です。彼女にとってあるいは私たちは歓迎せざる外部の者と思っていたのかもしれません。それがあのような行為に走ったとも考えられます。
それにしても彼女のことが心配です。責任ある立場ではない私にはどうすることもできませんでしたが、彼女の行為をボランティア後に児童館の指導員には伝えておきました。
当たり前のことですが、児童館にはさまざまな子どもたちが集っています。
学習に意欲が持てずに机に突っ伏している子。あるいは問題の意味が把握できずに学習が一向に進まない子。そんな中、本日ある高学年の女の子が手を挙げました。近づいてみると、問題集の中の問題文に書かれている漢字の読み方がわからないというのです。その漢字とは「胚珠」という漢字でした。私は一瞬ドキッとしました。「胚珠」という熟語は私の知識の中にはない熟語でした。訓読みでは「こうだろう」と思いましたが間違いを伝えるわけにはいきません。「ちょっと待ってね」と伝え、スマホで確認して「はいしゅ」という読み方を伝えました。
「恥ずかしながら、今の小学生はこのような熟語も覚えなければならないのだろうか?」と彼女が取り組んでいる問題集を見せていただくと、そこには「中学3年理科問題集」と書かれてありれました。なんと彼女は小学校高学年にして高校受験の問題集に取り組んでいたのです。う~~~ん。
わずか4日間の体験でしたが、いや~、実にさまざまな子どもたちが集っているのが今の児童館だということを痛感させてもらいました。