田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

さっぽろラウンドウォーク 事前踏査 セクション4

2024-05-09 13:30:49 | さっぽろラウンドウォーク
 前半は発寒川沿いの単調な一本道、それが後半は篠路川沿いの極端に曲がりくねったコースと極端なコースの様相だった。この日は花冷えの肌寒いコンディションだったが、ウォーキングには適していて気持ち良く歩くことができた。 

 
※ 頒布されているマップをコピーしたのですが、写りが良くありません。マップの左下からスタートして、緑色の線を辿り、右中付近の「拓北駅」にゴールしました。

 昨日(5月8日)、今夏に「めだかの学校」の有志で取り組もうとしている札幌の外縁をぐるっと一周する「さっぽろラウンドウォーク」(全行程140キロを10回に分けて実施予定)の第4回目の事前踏査を行ってきた。
 行程は上記しているように「石狩南高校 ⇒ JR拓北駅」間約14キロである。
 地下鉄を駆って「麻生駅」まで移動し、そこからバスで今回のスタート地点(つまりセクション3のゴール地点)の「石狩南高校」まで移動した。

    
    ※ セクション4のスタート地点である石狩南高校の校舎とバス停です。

 「石狩南高校」はもちろん石狩市の市域である。コースは直ぐに「発寒川」を渡り札幌市の市域に移る。「発寒川」が札幌市と石狩市の境界線となっているようだ。
 「発寒川」は「一級河川」と表示されていたが、石狩南高校付近では川底から伸びる雑草のため川面が見えないほどの小さな流れだった。

    
    ※ ご覧のように1級河川と表示されているのですが、水面が見えず雑草が繁茂していました。

 札幌市側の堤防はサイクリングロードとなって伸びていたので歩きやすかったが、周りは畑作地帯のようでのんびりとした風景が続いていた。直ぐ近くまでは住宅街が迫ってきているようだったが…。

    
    ※ 発寒川堤防は写真のようにサイクリングロードとなっていました。
    
    ※ 札幌市も北の外れになるとご覧のように畑が広がっていました。

 2キロほど進むと、「安春川」が発寒川と合流することによって川幅がようやく広くなり一級河川らしい流れとなった。

    
    ※ 安春川が合流してようやく1級河川らしい流れになりました。

 「安春川」は明治時代に入植した屯田兵らが湿地地帯であった新琴似地区を農地とするために地下水位を下げるために造った人工河川である。私たち「めだかの学校」では後日に安春川の源流(? 水が出るところ)を訪れることにしている。
 コースは平坦な道が淡々と続く。時折りマラソンに励む人、サイクリングを楽しむ人と行き交うが、その数は多いとはいえなかった。
 スタートして5キロあまり「東屯田遊水池」があり、周りに椅子などはなかったが、休むのに適したところがあり、休憩ポイントに適しているかな?とチェックした。

    
   ※ 発寒川の傍に造成されていて「東屯田遊水池」です。休憩ポイントになりそう。

 スタートして2時間近くが経過し、長い長い堤防歩きも発寒川は「創成川」「伏籠川」と三つの川が合流して、茨戸川に流れ込む地点に辿り着いた。

    
    ※ 伏籠川(手前の広い流れ)、創成川(左手から流れ込む川)、発寒川(写真奥の橋の下から流れ込む川)の三つの川が合流している地点です。(三つの川の流れは、その先で茨戸川と合流します)

 そこからコースの様相は一変して、くねくねと折れ曲がりながら進むコースとなった。茨戸川沿いにベンチを兼ねたような囲いがあり、川面を見ながら弁当を楽しむには良いポイントではと思いチェックした。

    
    ※ 茨戸川沿いの手前のベンチのような腰掛、奥の階段状のコンクリートのところは昼食ポイントになりそうです。奥の建物はシャトレーゼガトーキングダムです。

 それからのコースの折れ曲がりの様はマップのとおり、「篠路川」の川の折れ曲がりに沿って歩いた。途中で見たレンガ倉庫はいかにも北海道の牧歌的風景を今に残すといった感じでポツンと建っていた。

    
    ※ 篠路川沿いに建つレンガ製の倉庫です。奥のポプラの樹も風情を誘います。

 また、時季外れでは?と思われる枝垂れザクラが満開だったのを目にすることができた。
 「篠路川」はどの河川とも繋がっていなく、名称は川だが、流れはなく池のような状態である。つまり以前は札幌市内を流れる河川の一つで周りの河川と繋がっていたのだろうが、河川改修によって取り残された河川なのだろう。川辺では鯉などを狙う太公望の姿が見られた。
 「篠路川」沿いは遊歩道としてかなり予算をかけて整備されたようだ。道端には同じ間隔で岩石が配され、ところどころにやはり椅子状に加工された岩石製の休憩所を設けるなど整備されていたが利用者が少ないのか周りは雑草だらけだった。

    
    ※ 時季外れと思われる満開の枝垂れザクラです。
    
    ※ 篠路川では太公望たちが大物を狙っていました。

 「篠路川」沿いを離れると、やがては拓北の住宅街へと導かれた。そして住宅街を巡り歩き線路を渡るとゴールの「拓北駅」に着いた。

    
    ※ 住宅街の一角にあった公園では八重桜が満開でした。

 都合資料によると行程約14キロのセクション4だった。振り返ってみるとずいぶんと多くの川と関わったセクション4だったんだなぁ、と思います。
 実はこの日、事前踏査の大切さを痛感させられることに出会った。そのことについては明日レポしたいと思っている。
 ◇事前踏査実施日 5月8日(水)
 ◇事前踏査距離  約14キロ

 


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