田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

元旦登山 & 絵馬

2023-01-01 15:51:50 | 北海道低山紀行 & Other

 皆さま、明けましておめでとうございます。

           今年もどうぞよろしくお願いいたします!

 漆黒の闇の中、小さなヘッドランプの光を頼りに一歩一歩歩を刻む。微かな期待を抱いて向かった藻岩山だったが、期待は無残にも打ち砕かれた。今年も札幌の空に太陽は輝いてくれなかった…。

   

   ※ 日の出時刻の藻岩山山頂はご覧のような状況でした。

 予告していたとおり、本日未明に藻岩山登山を敢行した。予報は「曇り時々雪」というものだったが、例え太陽は顔を出さなくとも東の空が茜色に染まってくれないだろうか、という期待を抱いて朝4時に起床し、藻岩山に向かったのだが…。

 日の出時刻に登頂を合わせるにはやや早いかな?と思われたが、登山口を5時05分にスタートした。天気は雪が絶えずちらほらと舞い落ちる天気だった。気温は高い。(ある登山者の情報だと0℃ということだった)意識的にゆっくり歩を進めても、時間が経つと背中に汗を感じるくらいだった。体温調整のために、アウターの胸元を大きく開け、ストックを持つ手は素手にして登った。

   

   ※ 私の先を行く二人組です。このような漆黒の中をスタートしました。

 雪は降り続けていた。足元はテスト登山の際に私の持っていた軽アイゼンがやや心もとなかったので、新たに6本爪の軽アイゼンを購入して挑んだ。(以前のは4本爪だった)アイゼンの爪が雪をしっかりと噛んでくれたために心地良く登山を続けることができた。テスト登山のときよりさらにゆっくりと歩を進めたために山頂に立ったのは午前6時45分だった。登山に要した時間は1時間40分だった。(テスト登山の時は1時間30分。これでも相当に遅い)

   

   ※ 藻岩山の山頂標識が作られていたことを初めて知りました。

 山頂に至っても天気は変わらず、厚い雲が空を覆っていた。山頂には登山で着いた人、ロープウェイで着いた人たちで賑わっていたが、それらの人たちも諦め顔で日の出時刻を待った。日の出時刻の7時06分が来ても状況は変わらなかった。どうも最近の札幌は元旦の天気に恵まれていない。私の記憶では2016年に太陽の顔を拝めたのが最後だったような気がする。「今年こそ!」の思いは叶わなかった。

   

           ※ 日の出を待つ観光客や登山客です。

   

   ※ 日の出時刻後、眼下に薄っすらと札幌の街並みが望めました。          

 残念だが仕方がない。太陽こそ顔を出さなかったが、天気自体は小雪が舞い落ちていたとはいえ、穏やかな新年を迎えることができたのではないか、と思うことにした。今年が天気同様の穏やかな一年であってほしいと願いつつ下山した。

 続いて私は帰宅せずに、円山動物園に向かった。円山動物園では三が日の三日間に干支の絵馬を市民に配布するサービスを実施している。それを私が知ったのは3年前だったが、以来毎年三が日のいずれかに動物園を訪れ絵馬をいただいてきた。そこで今年は藻岩山登山後にいただくことにして動物園に向かったのだ。

 開園時刻まで約1時間待たされたが、それを耐え無事に今年も絵馬をゲットすることができた。併せて今年は動物園内の「子ども動物園」に向かい、干支のウサギを写真に収めて帰宅した。

     

     ※ 円山動物園でいただいた兎の絵馬です。

       

      ※ 円山動物園内の「子ども動物園」で見たたくさんのウサギたちです。

 今年もまた健康でいられるかぎり、本日同様に札幌のあちこちに出没し、拙ブログにてレポしたいと考えています。どうぞよろしくお願いします!                                        



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