田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

新企画 御朱印収集巡り №1 上野幌神社

2023-01-02 17:21:50 | 神社参拝・御朱印収集関連

 本日午後、北広島市との市境にほど近い札幌の外れにある小さな神社だが、三が日とあって地域の方々がそれなりに参賀に訪れていた。そうした中に私も入れていただき、参拝した後、初めて御朱印なるものをいただくことができた。

   

  ※ 上野幌神社の社殿です。小さな造りですがしっかりとした建物です。右は社務所です。

 私は神仏などをそれほど信じる方ではなく、きわめて現実的な人間ではないかと自己分析している。そんな私が「御朱印を集めてみよう!」などと思い立ったのは、私の中にも微かに日本人としてのアイデンティティが息づいているのかもしれない。

 新年に入り新企画に取り組みたいとあれこれと考えているうちに、御朱印の収集を思い立った。調べてみると、札幌市内で御朱印をいただける神社は49社に上るということが判明した。「これらの神社を巡りながら、また違う札幌の貌が見られるのではないか!」との思いが頭をもたげた。私は新企画を起ち上げることにした。

 その際に私は自分自身に条件を課することにした。それは「神社を巡る際は公共交通機関を駆って巡る」ことを条件とすることにした。特にこの機会に複雑極まる市内バス路線を多少とも利用できる術を身に付けたいと思ったのだ。

 以上を条件としながら、この企画だけに集中するわけではないから、パークゴルフ場巡り同様に2年くらいで制覇できたらと思ってスタートすることにした。

 その手始めに我が家から遠い「上野幌神社」をなぜ第一に訪れることにしたかというと…。御朱印のことを調べていたら、上野幌神社で御朱印をいただけるのは年末の12月30日から新年の1月3日までの年間でたった5日間のみと判明したために、本日2日に訪れたというわけである。

   

   ※ 境内には拓魂碑がありました。その他にも碑がありそうですが、雪の中に隠れてしまった?

 経路は地下鉄「大谷地」駅からバスに乗り継ぎ、バス停「報恩学園前」で下車し上野幌神社に向かった。これらの経路は予め調べて、バスへの乗り継ぎ時間も考えて地下鉄に乗ったのだが…。バスが正月ダイヤだったことが大谷地バスターミナルまで行って初めて判明し、45分近くバスターミナルで待たされることになった。また、神社からの帰路はさらに誤算でバスは郊外路線とあって1時間に1本程度のために、待つよりは歩こうということになり、近くの地下鉄駅まで約4キロを歩く羽目になってしまった。しかし、こうしたこともこの「御朱印収集巡り」では大いにあり得ることと織り込み済みで、複雑極まるバス路線についての蘊蓄を蓄え、歩くことによって札幌の街の新しい貌を見ることができたら僥倖と考えスタートすることにしたのである。

   

   ※ この神社の特徴の一つ、玉に乗った可愛らしい狛犬様が人気だそうです。

 さて、前置きが少々長くなったが、「上野幌神社」は北広島市に向かう国道(国道274号線)沿いから急な階段を二つほど上がった丘陵に上にあった。そこには昭和43(1968)年に不審火により全焼した後に小さいが立派な社殿と社務所が建っていた。境内には三が日とあって地域の方たちがけっこう初詣に訪れていて賑わっていた。その中で私も参拝させていただいた。私の初詣は例年は北海道神宮なのだが、今年は奇しくも縁もゆかりもない上野幌神社になってしまった。その後、社務所に立ち寄り「御朱印をお願いします」と申し出ると、予め印刷されたものに、日付をその場で記入した御朱印を渡された。初穂料は300円であった。

   

   ※ 神社は国道から写真のような階段を二つ上がったところに建てられていました。

 この歳になって初めて知ったこともあった。社殿の横で白い法被を着た二人の男性が焚き火をしていた。その方に「何のために焚き火をされているのですか?」と尋ねたところ、「厄を寄せ付けないため」だということだった。北海道神宮のように大きなところでは焚き火を見た体験がなかったが、どこかでされているのかもしれない。ともかく無事に御朱印の第一号を入手でき、めでたしめでたしである。

        

        ※ いただいた上野幌神社の御朱印です。

【上野幌神社 情報】

◇旧社格:無願神祠

◇所属:単立

◇住所 札幌市厚別区厚別町上野幌822

◇御朱印:あり(ただし、12/30~1/3のみ)

◇参拝可能時間:24時間

◇社務所受付時間:12/30~1/3の9:00~17:00くらい

◇例祭日:9月15日に近い土日(概ね第2土曜日)

◇駐車場:あり

◇創建:明治20(1887)年頃の説と明治22(1889)年の説がある。

◇代表的ご利益:〇旅行・交通安全 〇安全祈願 〇五穀豊穣 〇安産祈願・子授かり・子宝 〇延命長寿     



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
楽しみが増えました!! (しろまめ)
2023-01-02 21:53:47
御慶!(五代目小さん風に)

またまた面白い企画を立てましたね。49社すべての御朱印をいただくのは、コレクション的にパーフェクトを目指す楽しみもあっていいですね。
それに、道内外へのご旅行をされた際にも訪問地の神社で御朱印をいただければ、企画として番外編としての膨らみもありますね。ブログを拝見する楽しみが増えました!

焚き火に厄除けの意味があることを聞けたのも大きな収穫ですね。
ぼくなんかは根が軽率ですから(全身も軽率ですが)、
「ここの神社では、早くもどんど焼きの火を起こしているのか」と感心して帰ってくることでしょう。
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しろまめさんへ (田舎おじさん)
2023-01-03 21:00:32
 しろまめさん、正月早々コメントいただきありがとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。
  御朱印収集などは女子の趣味、とどこかの本で見かけたことがありますが、「男が取り組んだっていいじゃないか!」と開き直り、田舎おやじ風な見方、考え方で神社を見、周りを見、レポしたいと思っとります。
 はたして49社廻りきることができるかどうか、高みの現物を決め込んでくださいな。
 道外に旅した際に、その土地の御朱印をいただくというアイデアも面白いですね。はたして道外の旅ができるのか否かが問題ですが…。
 お付き合いください。
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