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私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

道新 みんなの終活フェア 第二日

2024-12-02 19:06:29 | 講演・講義・フォーラム等
 いや~、自分は改めて経済音痴であることを思い知らされた…。経済より私の場合はやはり “健康” かなぁ…。カラダに良い食べもの、そしてヨガのセミナーの方が興味深かった。そしてあの山田邦子さんと…。

 北海道新聞社が主催する「道新 資産運用・みんなの終活フェア」の第二日、私は次のような講演、セミナーに参加した。
 ◇終活セミナー「どうしょう?私の終活 相続・遺言・成年後見」
     講師 札幌司法書士会スタッフ
 ◇特別講演「日本経済の現状と投資戦略」  
     講師 経済アナリスト 森永 康平 氏
 ◇終活セミナー「カラダは食べものからできている」
     講師 (株)明治管理栄養士     
 ◇終活セミナー「膝に優しい 座ってできるヨガ~みつヨガ~」
     講師 みつわ整形外科クリニック理学療法士
 ◇特別講演「笑顔で行こう!~これからの人生もいきいきと~」
     講師 タレント 山田 邦子 氏

 最初の相続・遺言・成年後見だが、これまで何度か「エンディングノート」に関する講座を受講した経験があるが、未だにエンディングノートに記入したことがない。今回受講したことを契機に一度記入してみようかな、と思ったのだが…。          
 問題は森永氏の特別講演だった。氏はお父さんの森永卓郎氏とは違い、聴衆に阿るようなところはなく、氏が観察する日本経済ついてある意味で淡々とその考えを披露された。私は講演の初めに紹介されたディマンドインフレとコストプッシュインフレについては理解できたが、その後の投資に関する実践編になるととたんに興味を失ってしまった。私に投資話はまったく向いていないことを悟らざるを得なかった。
                  

 午後からの二つの終活セミナーは興味深かった。
 「カラダは食べものからできている」は、講師が話される一言、一言に納得ができ、これまでも同種の講座を何度も受講しているが、私たちの年代になると食べもの一つとっても、十分に留意しながら摂取することの大切さを再度教えられた思いである。最近どのセミナーに出席しても語られるBMI値について留意していこうと思った。
 この日4講座目の「ヨガ」である。理学療法士の方の指導のもと、椅子に座ったままでできるヨガを体験した。ヨガなどと聞くと女性が取り組むものなどと思っていたが、実際に体験してみると、けっこうな負荷がかかりセミナーを終えるころにはかなり身体も温まり、心地良くなっていた。これは簡単に取り組めて、適当な負荷も与えてくれる我々世代には適した運動であるように思えた。
     

          
 最後はお笑いタレントとして一世を風靡した山田邦子氏の登場である。いや~、彼女の持ち時間一杯、ひと時も休まず早口で捲し立てる様はある種の“天才”だと思わせてくれた。特に何かを主張したわけではなく、「楽しければ人生はハッピー!」ということを言おうとしたのではないか?「笑いは健康の源」とも云われるし…。彼女は十数年前に乳がんを患い、それを克服して今があるという。絶えず聴衆の笑いを誘いながら、機関銃のように早口でまくしたてる山田邦子さんにとっては舞台に立って聴衆を笑いに誘うことが、彼女の健康法のように思えた。
                

 しかめ辛しく生きるよりは、楽しく生きること、それが健康寿命を延ばす秘訣なのかもしれない。
 今回のようなフェアに参加するのは昨年に続いて2度目であるが、ただ聴くだけできなく、実践に移さねばといつも受講直後は思うのだが、実際にはなかなか…。そこを乗り越えねば…。