花好きを自認している私である。現在開催されている第39回全国都市緑化北海道フェア「ガーデンフェスタ北海道2022」を見逃すわけにはいかない。会場の「はなふる」は “花” が持っているポテンシャルを十分に生かした数々の展示に溢れていた…。
第39回全国都市緑化北海道フェア「ガーデンフェスタ北海道2022」という全国的なイベントが開催されるとあって、一度は覗いてみたいと思っていた。ところが気が付いてみると会期が7月24日で閉幕と聞いて、慌てて一昨々日の7月14日に「ガーデンフェスタ北海道2022」会場の恵庭市に車を走らせた。
会場は恵庭市の道の駅「花ロードえにわ」の背後に大きく広がって展開していた。道の駅の駐車場は満杯状態で、出車する車を待ってしばらく待ってなんとか駐車することができた。(後で知ったのだが、少し離れたところに大きな駐車場が用意されていた)
※ 恵庭市の道の駅「花ロードえにわ」の前面です。
フェスタの会場は「はなふるエリア」と名付けられて、道の駅「花ロードえにわ」の背後に広がっていた。これまで何度も「花ロードえにわ」には立ち寄ったことがあるが、道の駅の背後にあれほどの広大な空間が広がっているとは知らなかった。
まずは道の駅から会場に向かうエントランスに立体花壇(というのだろうか?)が歓迎門のように飾られていた。
※ 道の駅「花ロードえにわ」の裏玄関を出るとこのような立体花壇でガーデンフェスタに導かれます。
※ 上の立体花壇と対するようにしてもう一つの立体花壇が立っていました。
※ その裏をちょっと覗いてみると、ご覧のようにして花が管理されていました。
そして恵庭市の観光ガーデン「えこりん村」が提供する「キッチンガーデン」には野菜や果樹、ハーブなどがデザインされて植栽されていた。
※ 野菜、ハーブ、果樹などがデザインされて植栽されていた「キッチンガーデン」です。
その先にはコンテナガーデン、ハンギングバスケット、立体花壇などが連続的に配置されていたが、そこではフェスタを運営するスタッフが花の手入れを行っていた。こうしたフェスタでは絶えず最良の状態で花を展示しなければならないためにスタッフの苦労も大変なものだろう。
※ 最近はちょっとしたところでも目にするようになったハンギングバスケットです。
※ 立体花壇の花の手入れをするスタッフの皆さんです。
※ こちらの立体花壇も立派なものでした。
その先へ進むと、「中央芝生広場花壇」という丘状の大きな花壇が広がっており、いわばメインエリアといった感じで、さまざまな花がデザインされて植栽されていた。
※ これらのデザインはさすがに専門家ならではと思わされました。
※ 会場内のマンホールは写真のようにガーデンフェスタ仕様となっていました。
この辺りの花の配置など、全体をいかにデザインするかが、専門的なガーデナーたちの腕の見せどころなのだろうなぁ、と思いながら花壇を見て回った。
最後は「庭園出展」といって企業などが小さな空間にデザインされた庭園を演出しているコーナーだった。こちらは札幌の「花フェスタ」で見られる「ガーデニング甲子園(北海道農業高校ガーデニングコンテスト北海道農業高校ガーデニングコンテスト)」の企業版かな?と思いながら見て回った。
※ 金賞を受賞した一部の「庭園出展」を紹介します。
※ 「森の心地良さと暮らすグランピングガーデン」と名付けられた作品です。
※ 「のどかな時間」と名付けられた作品です。
※ こちらは「木のゆくえ」と名付けられていました。
※ こちらはブログで交流のある吉克さんが「良く特徴を捉えている」と評した「恵庭岳」を模した作品です。
会場は平日であったにも関わらず多くの見物客で賑わっていた。会場内、道の駅、敷地内にあるカフェ、いずれも混み合っていてランチを摂るには落ち着かない、ということで私たちは会場から近い、地域ぐるみで花を愛していることで有名な恵庭市内の「恵み野地区」に移動して昼食を摂ることにした。恵み野地区は期待に違わず、通りが素晴らしい花に囲まれた市街地を形成していた。
※ 恵み野駅前で開業する歯科医院のコンテナガーテンです。
※ 恵み野市街地の歩道の様子です。
※ こうしたバーコラも歩道上に設けられ、バラの花が鮮やかに咲き誇っていました。
わずか半日ではあったが、目の保養ができた「ガーデンフェスタ北海道2022」だった。
えっ?そんなこと言えますか?ただ、ただ田舎オヤジの感想を率直に表現しただけなのですが…。そう捉えていただきありがとうございます。
私はすっかりアウトドアの世界から遠ざかってしまいましたが、yoshikatsuさんのアクティブな活動を応援しています。