鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

やっぱり?広瀬川

2008-09-07 23:28:58 | 広瀬川

 今日9月7日は、父の命日。もう12年前ですか、病院で亡くなったのは。

 家族で交代で付き添いをし、病院から通勤したこともありました。これも語りだすときりがないので、止めときますが、そんな訳で、朝に墓参りに行きました。花は昨日妻が持っていったので、今日は線香だけでのお参りでした。

 

 11時からは町内会主催の敬老祝賀会があり、その司会をすることになっていて、準備や打ち合わせ等のために10時までに集会所に行く必要がありました。

 対象者は75歳以上の高齢者で、今年の該当者は103人です。去年は112人だったそうで、亡くなったり、転居したりで少なくなったようです。

 最高齢者は100歳の女性です。

 敬老会は11時から午後1時までの2時間で終了しました。まあ、司会の方もそれなりに上手くいったといっていいでしょうか。式典だけではなく、余興の部までもやらされましたが。

 

 さあ、これで今日の午前中の予定は全て終了、後はオトリを買って広瀬川に入るのみと、喜び勇んだのですが・・・。

 何となんとナント、雨が降ってきました。まさに水を差されたということになります。おまけにあろうことか雷鳴まで聞こえてくるではありませんか。

 仕方がないので様子をみることになりました。

 

 2時15分頃にオトリを購入し、自宅で身支度をして川へ。家から最短距離の、今は草茫々となっている河原を横断しなければなりません。でも幸い今回は大雨のときにできた水路を遡ると目的地にたどり着けます。

 

 竿はシマノの「珪石90-95」、水中糸はホクエツの「尺鮎0.3号」、ハリは8.0号の4本イカリ

 

 スタートは2時40分。水量は多目。解禁日のときよりも多いかな。渇水しかイメージがなかった目からは随分と多いと感じます。水量が多いということは流れも強くなっているということです。

 オトリが大きくなかったので、瀬に掛かるところから背バリを使用しました。しかし、掛かりません。ここは今までも入れ掛りはあまりないところですが、水深があるためか、そこそこいい型のアユが掛かるので、ついつい竿を出したくなるところです。

 

 20分後、ようやく前当りがあって、ハリが魚体に食い込む感じが手元に伝わってきました。この間数秒。そして下流に走ります。柳の木とかがあって、竿の操作のしにくいところなので、心ゆくまで?釣り下ることはできません。少しでも流れの緩やかなところに導いて抜くより他はありません。

 振り返ってみると、かなり強引に引き抜いていました。糸が切れる恐れがないということはありがたいことです。

 22センチくらいの増水・濁りが続いていたにしては痩せてはいません。丸々と太ってはいませんが。

 

 オトリを代えて10分後に2匹目が、さらに5分後に3匹目が掛かりました。徐々に太ってきた感じで、少しずつ大きくなってきたようで、嬉しくなります。

 しかも、ほとんど同じような場所(左岸よりの岩盤)で掛かったので喜びもひとしおです。

 しかし、4匹目はあまりに強引に引き抜いたためか、水面ぎりぎりに飛んできたのですが、キャッチミス、タモに入ったのはオトリアユのみ、肝心の掛かりアユはタモの外、しかもハリス切れでした。

 

 それから少しして雨となりました。遠くで雷鳴も聞こえます。用意してきたゴア製のカッパを着て、釣りを継続しました。

 

 今度は右岸側から釣り下ることにしましたが、渇水ではなくなったので、動きが鈍くなります。用心深くなります。少し濁りがあって川底が見えにくいこともあります。

 

 今日のメインの釣りは、美術館下の岩盤の深瀬です。水量は多いけど大きなオモリをかませれば大丈夫だろうと思っていたのですが。先行者が一人いたけど、いなくなって思う存分釣りができるぞと喜んだのですが・・・。

 掛かりません。掛かる気がしません。朝方この辺に釣り人がいたし、釣り切られたとも思われます。結局岩盤の溝では掛かりませんでした。その上の浅いけど速い流れで、18センチくらいの元気のいいアユが掛かっただけでした。

 

 再度上流域へ、最初の所に戻って、最後の仕上げ。納得がいくように、竿を入れていなかったところに入れるも掛からず。逆に最初と同じところで掛かりました。

 

 結局、取り込みは7匹でした。2時40分から5時までで。帰宅後の採寸では、大きいので24センチ、23センチと23.5センチ、22センチというところですか。(写真は釣果の一部?)

 

 最初のところに戻ってきて気がつきました。またしても水位が高くなっていると。雨は止んでいるのに。上流域で雨が降ったのでしょうか。5日と今日7日、二日続けて水位が高くなっているのを経験したことになります。

 

 

 

 写真をみてもお分かりのように、立派なアユたちです。まだ広瀬川にいてくれたことに感謝です。

 

 でも、今日感じたのですが、意外に最初の当りが強くない、というよりは弱いといった方がいいのです。掛かってからの暴れ方は合格、優秀なのですが。

 

 納竿後、小さいアユと養殖鮎、大きくて元気なアユ1匹を活けて来ました。明日の夕方に使用するつもりで。

 

 帰宅したら、奥さんが言いました、「大雨注意報が出たのよ」と。あきれられています。 でも、それ以上に明日まで活けておいたアユは大丈夫かと心配になってきました。

 果たしてどうなっていますことやら、乞うご期待。


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