昨日のことですが、職場のある町内会で防災訓練がありました。その様子をご紹介します。連合町内会(8つの町内会で構成)主催の訓練です。
ヘルメットの色が町内会ごとに異なります。なんかこうやっているところを見ると、思い出しませんか?また古いことになりますが、赤ヘル、白ヘルが広場を埋めたことがありましたね。手には角材等を持って。何というかそんな古い、懐かしいような、若かりし頃の一ページを思い出しませんか?タオルで口を覆っているし。
これは防炎ならぬ防煙訓練です。一人ではいると結構怖いですよ。本当に方向感覚がなくなりますので。
これは倒壊した家屋から被災者を救い出す訓練です。「みなさん、力を貸してください」といっても誰も来ないとか。「誰か、手伝ってください」といわなければ駄目とか言っていたような。 みなさん、助けを求めている人がいたならば積極的に手伝いたいものです。
これはダミーですが、よくできています。
これはお馴染みの人工呼吸や心臓マッサージの訓練です。今は無理に人工呼吸をしなくても、まずは心臓マッサージを行うことが肝心とか。その間、救急車を呼んでもらったり、AEDを持ってきてもらったりしながら、心臓マッサージをしなければなりません。1分間に100回。かなりきつい作業です。人助けですから、数人で協力して行いたいものです。AEDは万能ではなく、それでも鼓動が感じられなかったら、また心臓マッサージをしなければなりません、救急隊がくるまで。骨折しても構わないし、結果として亡くなったとしても責任は問われません。
これは自分の家が地震に耐えられるかどうかの耐震実験の重要性を知ってもらうためのものです。筋交いがきちんと入っているかどうか、これが肝心です。
これは消火訓練ですが、粉末ではなく水消火器による消火訓練の模様です。
そして最後は消防分団員による放水訓練です。
そうそう肝心の訓練を忘れていました。炊き出し訓練です。防災訓練に参加した皆さんは、最後にこれを食べて帰ります。アルファー米のおにぎり、五目御飯、そしてカレーライス(ご飯はビニールに入っていて、カレーはレトルト)。このほかに芋煮というべきか豚汁というべきか、それがつきます。とても全ては食べられません。でも豪華です。非常食とは思われないくらい、美味しいものです。それでいいのでしょうか??逆にわざと?拙い味のご飯等を用意して、無理にでも食べさせるようにしてはどうなのでしょうか。そうそう、非常用の真空のビスケットもありました。