鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

今日の広瀬川

2010-07-17 20:34:36 | 広瀬川

 もう梅雨明け宣言をしてもいいのではないかと思わせるようないい天気。夏らしい天気。水温22度から22.5度

 今日も釣り友のお陰でオトリを購入することなしに鮎の友釣りを楽しむことが出来ました。感謝、感謝です。

 釣り友は10時過ぎから川に入ってくれて、野アユを掛けたら1~2匹お借りしてこちとらが楽しむという寸法です。身勝手なことで申し訳ないことです。それで11時30分過ぎに準備して川に向かいました。釣り友はすぐ分かりました。丁度美術館下の岩盤の瀬で竿を出していました。

 最初は掛からなかったけど、岩盤の溝の瀬に来てからポツポツ掛け、約1時間で5匹掛けたそうです。深いところにいるようです。オトリを2匹分けてもらいました。 11時55分、上流の方に向かいそんなに深くはない岩盤底の流れにオトリを沈め、泳がせるのですが掛かりません。今すぐにでも掛かってもおかしくないのに掛かりません。竿は今年初出場の「硬派”剛95”」です。水中糸はズーと同じホクエツの複合メタル「極細」

        

 そこを諦めて、さらに上流へ、上の写真の早瀬から急瀬になるところに入りました。右岸側を泳がせていたら、強い当りが伝わり、オトリアユが弄ばれます。掛かり鮎が下流に下ろうとするところを、少し下って瀬から抜こうとしたのですが、強引過ぎたのかバレてしまいました。本当に今年のアユ釣りはバレが多い。かなり無駄にしている、もったいないことです。

 12時25分、2回目の当り。今度は無理をしないで下って左岸に寄せて引き抜きました。21センチくらいのオトリ頃サイズ。新しいオトリを瀬で泳がせていると、掛かり鮎が後ろからオトリに体当たりして反転し、下流に逃げようとする様子が見えました。久し振りの光景です。いやあ、興奮するものです。でも、これもバラしてしまった。掛かりが浅いのでしょうか。上手くいきません。

 そんなこんなでこの付近では6匹かけて4匹取り込みという低い打率ならぬ掛け率でした。そこでさらに上流へ移動しました。

        

 もう見慣れた光景だと思いますが、困ったときの何とかで、ここなら何とか掛けてくれる、何とか掛かるという気がします。しかし、それも甘かった。アユルアーではないのに、本物のアユを使っているのに掛からない、追ってくれない。下りつつ竿を出しているのですが、段々瀬の手前の早瀬でようやくいい当りが伝わってきました。無理しないで抜きました。口掛かりです。掛かってくれればなんでもいいのですが、できれば背中がいいなんて、なんて人間は勝手なのだろう!!

 オトリをすぐに交換して同じところを泳がせます。そしたらまた強い引きが伝わりました。慎重に左岸へチに寄せて引き抜いたのですが、これも口掛かり、そしてこれはキャッチミス、ハナカンのついたオトリのみタモに入り、肝心の掛かりアユはタモの外、そして川の中へ。 その後も右岸寄りで掛かったのですが、これも掛かりが浅く水中でバレてしまいました。3回掛けて成功は1回のみ。3割3分3厘、野球なら凄いことですが、ことアユ釣りでは悲惨な数字です。

 今度はもっと下流の荒瀬に挑戦です。ダメモトのつもりだったのですが、勝手にいい型のアユが掛かってくれました。これで10回掛けて取り込み6匹という成績。よろしくない、明日が思いやられる。これで納竿としました。明日があるので無理をしない、疲れを残さないようにという気遣いです。時に3時10分。3時間15分で6匹という成績です。型はおおきいので23センチクラスですか。

 広瀬川も本来の広瀬川に戻りつつあるかのようです。解禁から2週間以上も過ぎました。この前の雨も川の水量には全く影響なしでした。もっとあと10センチは増水してもいいのに。そうなればアユの動きも変わってくるのではないかと自分に都合のいいように解釈したりして、本当に人間(自分)は勝手です。

 明日は小国川でがまかつの大会です。行ってきます。


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Freude!!!

2010-07-17 00:34:40 | お知らせ

 今7月17日(土)午前0時37分ですか。午前様になったのは本当に久し振りです。不思議なことに眠くないのです。だから起きています。

 何故か?映画を見てしまったからです。もちろんテレビでです。2006年製作の日本映画 『バルトの楽園』 (出目監督)です。日本映画専門チャンネルで観ました。この映画は、午後10時から午前0時20分までなので、どうしようか迷ったのですが、引き込まれるように観て(正に「見て」まらぬ「観て」です。)しまいました。 このところズーと毎日更新してきましたので、それが途切れるのは少し残念なのですが、仕方がありません。(日付は操作できるようですが、あえてそこまではしません。)

 今日は当然仕事。その後例の合唱の練習がありました。今日は男だけの練習の最後の日です。午後7時から9時20分までありました。 そうです、ベートーベン作曲交響曲第九番”合唱”です。 総復習を兼ねて最初からの練習となりました。休憩を挟んで後半は、25日のオーディションを意識してのパートごとの少人数による練習と相成りました。 男だけですので、パートはテノールとバスだけです。それぞれのパートから2,3人ずつ前に出ての練習。

 595小節から762小節までです。かなり長いです。

 ##Seid umschlungen、Millionen ・・・・・ein  lieber  Vater  wohnen##

 私(テノール)は3番目の出番で、テノールは3人、バスが2人でした。結構緊張はしましたが、声は何とか出せたと思います。もちろん先生に言わせればよくはないのでしょうが、自分的には結構いけたじゃないか!と思っています。

 実際の25日のオーディションは、4つのパートから2,3人ずつ出て歌うのですが、一番多いパートはアルトです。次がソプラノ。そんなわけで、テノールとバスは2人ずつでもアルトは3人になるとか、しかも男は3から4回も出番があるようです。まあそれだけチャンスがあるということになります。

 でも25日は事前の発声練習がないそうです。私としてはこれはしんどいことです。30分の発声練習があればこそ、高い音も出せるようになるわけで、それがないというのはきついです。仕方がありませんが。

 そういう練習をしてきたあと、風呂上がりに番組表を見たら、日本映画専門チャンネルで午後10時から「バルトの楽園」を放送するということが分かったわけです。

 新聞か何かで、この映画はドイツ軍の捕虜が日本で一番最初にベートーベンの第九を演奏したことを題材にしている、ということを見ていました。第九の練習をしてきたと思ったら、テレビで第九の映画を放送する、これも何かの縁かと思ってしまいました。

 坂東捕虜収容所 ここに収容されたドイツ軍の兵士たちが、所長の松江や地域の住民に感謝の気持ちを込めて「第九」を演奏するわけです。人道的な捕虜の扱いが結果的にそうさせたのですが、それ以前に所長の松江中佐?が会津藩出身の武士の子どもだということです。薩長から理不尽極まりない取り扱いを受けた、そういうことがあるからこそ真の軍人として、捕虜を人間として待遇したということ、それがドイツ兵士の信頼を受けて、このような催し物が出来たわけです。まさにドイツ(人)の象徴ベートーベン、しかも合唱つきの第九交響曲。

 感動的でした。画面を見ながら一緒に歌ってしまいました。

 というわけで、今日の夜は第九に始まり、第九に終わったという次第です。


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