鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

川の事故等

2010-07-23 21:05:11 | 広瀬川

 昨日ですか、広瀬川の三居沢、牛越橋の上流の大きくカーブしているところで宮城教育大学の20歳の学生が水死しました。生物学の授業で、20人近くの学生等と一緒に水棲動物の調査に来ていたとか。

 この付近は昔から深いところがあります。賢淵という淵があり、プールが普及する前は絶好の川泳ぎする場所だったところです。大きな岩があり、岩盤底です。

 何か特に珍しいものを見つけたのか、足場の大切さを甘く見たのか。普段から川に親しんではいなかったのでしょう。何年前になりますか、ボランティアとして同じ大学の学生たちと河原で仕事をしたことがありますが、そのとき言った学生の言葉、「魚が川を泳いでいるのを見て感動しました」とうことばに驚きました。

 いくら減水だとはいってもまだまだ危険な深い場所は川にあります。川をよく知っているとはいっても、基本的には川は危険なところであるという認識で、これからも川に入り、川に親しみ、川と魚と戯れていこうと思います。

 

 そして今日のこと、下流域の郡山堰でナントなんと何とあのサクラマスが、40から60センチの大きなサクラマスが60匹も酸欠で死んでいたそうです。もったいない、かわいそう。これも広瀬川の減水のための酸欠が原因ということなのか。『川の主人公は魚、魚のいない川は川ではない』が持論の私としては、何とも悔やまれてなりません。

 もともとこの郡山堰は、堰としては不十分というか不完全なもので、魚に優しい魚道がありません。形だけの魚道はあっても、魚のことを考えた上での、魚のための魚道とはなっていません。魚道が川の左右両岸にあるものの、そこに自ずと魚が導かれていくようにはなっていないことと、魚道を進むためには手前が深く掘られていないといけません。ふかいところからジャンプするような形で、勢いをつけて魚道を登っていくのでしょう。そういう深く広い水面がつくられていれば、そうそうは酸欠にはならないのではないでしょうか。そういう魚道をつくれば天然遡上アユも、堰をどんどん上っていけるのに・・・・。

 

 さらに、これは川の事故ではありませんが、またしてもR48号で人身事故がありました。20日にもありました。今回は早朝4時台の事故でしたが、トラックが中央線をオーバーしたような報道でした。

 20日早朝のこと(R48号)でしたが、私の前を走るトラック、保冷車としてはかなり大きな車でしたが、これが凄い運転をするのです。飛ばすのはいいとして、前を走っていたというか塞いでいた軽自動車を含む乗用車3台、これを煽りに煽り、そのうち3台を抜き去りました。普通は逆ですよね、トラックが邪魔(失礼)なので乗用車の方が抜くというものでしょう。乗用車の運転手はかなり怖い思いをしただろうと思います。

 

 これは何でしょうか?そうです、ミミズです。昨日早朝堤防を散歩したときに見つけたものです、必死に草むらから草むらへ移動している最中で、2メートルほどのアスファルトの上を這わなければなりません。でも朝からの強い陽射し、ミミズにとっては命がけです。もちろん黙って見ていた訳ではなく、草を使って草むらに逃がしてやりました。4匹のミミズの命を助けました。あとでどんなお礼が待っているか??

          

 下の写真は、同じく昨日の早朝のもので、また余所者がやってきて空き缶を散らかしていきました。本当に癪に触る輩であることか!!お前みたいな輩は川に来るな!!憩うな!!癒されるな!!

   

 最後は愛らしく、いじらしく、ほのぼのとさせてくれるものを紹介します。蓑虫ではありません。そうです、ゴーヤです。ようやくゴーヤの実が目立つようになりました。これで約5センチです。これからの成長が楽しみです。         

        

 それにしても暑い日が続きます。今日の最高気温は35度とか。猛暑日だそうです。明日は夕方雨が降るようです。一杯降ってほしい。この熱波を一時的でも沈めてほしいものです。

コメント (2)
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