最高気温は30度を超えました。 とくに午前中は風もなく暑かったです。午後になると風も少し出てきて、爽やかさを感じることもありました。
13日のシマノの大会でもらったものたちです。一応ご紹介しておきます。
ダイワもそうですが、シマノも帽子はとてもよくなりました。 かなり前は安かろう悪かろうという代物でした。 いまは深くかぶれますし、つばも長くカッコよくなっています。 もちろん外国で生産されたものですが。
(分流の様子です。)
午後から思い切って広瀬川に入ることにしました。 多分駄目だろう、ダメモトでいいから竿を出してみようと思ったわけです。 解禁日以降広瀬川に入ったのは2回だけ、2日と6日です。 水量は減りつつありますが、今頃なら丁度いいかもしれないと思った次第。
八幡町の釣具店から養殖オトリを2匹購入し、自宅でオトリ缶から引き船に鮎を移して、歩いて出陣です。 午後2時30分からスタートです。
入ったのは牛越橋の下流で6日にも入ったところです。底が岩盤底で垂涎の瀬の鏡から瀬が続きます。 上流側に一人の友釣り師がいました。 流れのど真ん中や左右の脇などにオトリを入れるのですが、まったく無反応。 くすんだハミ跡は少しありましたが、釣れる気がしませんでした。
こういうところです。
15分もしないうちに上流側にいた釣り人が下ってきましたので、話しかけてみました。 そしたらこの辺はまだ無理だとのこと。 もっと上流域がいい!!と。 どこまで本当か?釣り人はどうしても大風呂敷になりがちですので(失礼)、半信半疑でした。
彼が言ったことは信じられないことでした。 解禁日から3,4日は牛越橋の上下はとってもよかったのだと。 解禁日から3,4日で”40匹”も釣れたと。皆いい型で、大きいと言います。とくに橋下は水量が多いときによく釣れるらしいです。
牛越橋下流は本流と水力発電所からの水が合流するところで、見た目よりも水量が多めで、いい瀬があるし、チャラから急瀬まで揃っている。川底は大体一定してるというか、特に大きい石とかは少ない。川底は歩き易い感じです。
ここのハミ跡がすごかったと言います。とくに左岸寄りの石は一面すごかったと。 知りませんでした、まさか牛越橋下流域がいい釣り場だったとは・・・。固定観念でみないことが必要なようです。 瀬があればアユが居るかもしれない?!と思うべきなのかもしれません。
いままで釣れていたから今度も釣れるだろうとはいかないのが今年の鮎でしょうか。
まあ、牛越橋といえば鮎を放流したところです。橋のすぐ上流への放流が多かった。少なくとも橋下流に放流するべきだった。 牛越橋の上流は解禁と同時に投網が解禁ですから。そんなところに鮎を放流するなんて、投網の人たちのための放流といってもいいではないですか。
彼は橋上流で二桁掛けたということを知った投網派の面々は、翌朝さっそく投網を投げて一網打尽だったも言っていました。
①
①は最初に竿を出したところです。
②
②は①の場所から上流域を見たものです。 友釣りの人が一人います。
③
③は立ちどころから下流域を撮ったものです。 広瀬川本流の流れもいいし、画面の上部の発電所からの放水の流れも如何にも鮎がいそうな感じのいいところなんです。
下の写真は、今年の広瀬川の最初の1匹目の鮎です。3回目の釣行にてようやく1匹目が釣れました。 ①の中洲よりの浅いところで掛かりました。 ただ当たりはあまり強くは感じなかった。その後のやり取りはさすがと言わせるような強い引きでした。 型はなかなかいい感じです。やはり広瀬川の鮎は大きいです。
広瀬川の1匹目の鮎が掛かったのが午後3時丁度でした。
さっそくオトリを交換して、最初のところよりも少し下流の右岸側にオトリを入れました。 すると明確な当たりはなかったのに、なんか掛かったように感じましたら、掛かり鮎は急瀬に乗って?一気に下って行こうとします。
伸されそうになったので、慌てて下りながら竿を立てて一気に引き抜こうとしました。2匹の鮎が飛んできます、オトリよりも掛かり鮎の方が大きそうでしたが、馬鹿ですねえキャッチしたのはオトリ鮎の方で、掛かり鮎はタモの枠にあたりハリスもろとも川に戻っていきました。もったいないことです。 これは3時5分頃でした。
折角2匹が続いて掛かったのに、これでペースが狂ってしまい、その後右岸寄りの瀬や左岸寄りの瀬(④)を釣り下りましたが、1匹も追ってはくれませんでした。 循環の釣りである鮎の友釣り、循環が切れてしまうととたんに惨めな釣りになってしまいます。 (もっともばらさなっくとも2匹で止まってしまったということも考えられますが。)
④
そして恒例?となってしまった ”根掛かり” です。 ④の下流で根掛かりが発生し、またしても下の付け糸部分からプッツンです。 ということもあり、4時40分頃ですか一応納竿することにしました。
(⑤は川の中央付近から下流域を見たものです。)
⑤
帰宅にあたっては、ついでに川の中の石を見ていこうと流れの左岸を歩いて下流に向かいました。 誰もいません。 いつもいるガラガケの人ももう帰ったようです。 入りたくても入れないポイントが空いています。 今こそチャンス!ということで再度竿を伸ばして仕掛けをセットし、オトリもハナカンを通しました。
急瀬の上流の鏡付近を泳がせていたら、これも強い当たりはなかったのですが、オトリが 下流に持って行かれるようだったので、いったいどうしたのかと思いつつ竿を立てたら 掛かっていたのですね。 これで3回掛かりましたが、当たりの強さには不満が残ります。その後の引きは楽しめますが。 これが5時過ぎでしょうか。
結局 3回掛けて2匹取り込み、1匹はキャッチミスということになりました。 根掛かりで失った鮎は養殖アユでした。