鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

昔遊び伝承・チャカポコ

2023-12-06 14:55:46 | 思いつくまま

        

いやあ、きょうの天気はというか、気温はおかしいです。午前3時の気温が何となんとナント8.0℃なのです。今月に入ってこんなに高いのははじめてですね。それが6時には7.6℃となり、9時にはまた8.0℃なのです。正午はどうかというと、9.4℃でした。過去三日間は10℃を超えていました。午後から天気は良くなるという予報でしたので、気温は上がるのでしょうか。そうそう土曜日の最高気温は19℃の予報なのですね。土曜日というと9日です、12月9日。12月も中旬となろうというのに19℃なのです。いやはや びっくらぽんオッたまげたあ ですね。

                  

 

 

きのうの午前中は公立の小学校へ行って子どもたちと、一年生たちと遊んできました。一年生たち約90人かな、3クラスの子どもたちと体育館で遊んだのですが、それは何となんとナント一年生の教育目標の一つである生活科「むかしからつたわるあそびをたのしもう」の一環だったのです。

ヒーターを総動員して暖かくした体育館で、9時30分から11時45分くらいかな、途中求刑ならぬ休憩10分をはさんでの授業なのであります。講師は私を含めて地域の高齢者ですね。正確にはサポーターとして若い人も数名入っていまして、総勢26名(予定)です。所属は、町内会、民児協、同窓会、更生保護、老人クラブとかです。そのかって、昔々は若かった講師たちは何グループに分かれたか?

いろんな遊びを体験してもらいました。こま・けん玉・めんこ・羽子板・おはじき・お手玉・あやとり・紙飛行機・紙鉄砲というものでした。コロナ禍前にも何回か参加したことはあったのですが、きのうが一番大規模で充実した昔遊びコーナーを子どもたちに提供することができたといっていいかも。

私はもう一人の男性と「めんこ」(私がガキの頃は“パッタ”といっていました。)を担当しましたが、実はこの生活科の時間に協力してほしいという依頼があったとき、何を思ったか?昔遊びを子どもたちに伝えていく、その子どもたちがまた子どもたちへ伝えていくという遊びにこれもぜひとも加えてほしいと思った次第です。それで、河原沿いにある竹藪で竹を2本ばかり頂戴して、持ち運びのためにその場で短くカットしてきました、

竹、遊びとくると何を思い出しますか?竹とんぼ?竹鉄砲?、それらは町内会のお祭りのときに造作コーナーで作りましたねえ。でも、今回は違います。今回は知っている人は知っている“”ちゃかぽこ“”(チャカポコ)です。

 

                      

          

その昔、60年以上も昔にわれわれが手作りのおもちゃで遊んだ「ちゃかぽこ」を残していきたい、伝えていきたいと思いました、2,3日で集中して作りました。のこぎりで切って、なたでカットし、ナイフで仕上げ、水糸を通したその数何と23個。これを学校に寄贈して、毎年私が元気ならばこの昔遊びコーナーで代々子どもたちに遊び方を伝えていきたいと思った次第です。

 

                      

 

                      

実際はどうだったか?!これが肝心なのですが、私としては余りに一度にたくさんの子どもたちに来られても困ります。ちゃかぽこを振り回されて子どもにけがをさせるわけにはいかないし、その子自身もけがしないようにしないといけません。そういう心配があったのですが、その心配は杞憂に終わりました。おおくて4,5人の子どもたちということで、何とか対応できました。終った時は本当にほっとしました。

ちゃかぽこにはいろんな遊び方があると思います。その子の創意工夫次第です。ちゃかぽこは、いわゆる『けん玉』の竹製版というか、昔けん玉なんて高価なぜいたくなものは手に入りませんでした。なければ自分たちで工夫して作る、自作するのが当たり前だったように思います。

子どもたちはたくさんある遊びコーナーを10分か、15分間隔で回るようなので、じっくりと遊び方を伝える、かっこよく言えば≪伝授する≫なんてことはできません。本当に最低限のこととして、下に垂らした竹をそのまままっすぐ上にあげて手に持った方の竹の先で受け止めるということをやってもらました。これだけでも、結構難しく、ついつい振り回してしまいます。膝を使ってすんなりとまっすぐ上に持ち上げる、と何回言ってもうまくいかない子はうまくいかないものです。

そうそう、チャカポコを手に持って、これは竹なんですか?と聞いてきた子が二人以上いたかな~。生の竹に触れること自体なくなっているのでしょうね。竹林さえ見たことがないか。たくさんの男女の子どもとふれあいましたが、なかに感心したというか、これはすごいなあと思った男の子がいました。私が教えていない、こういうやり方もあるよと見せてもいないのに、自分でいろんな遊び方、やり方を考えて楽しんでいるのです。うわあ、すごい創造力・想像力だなあと感心し、将来どういう大人になるのだろうかと思わず期待したくさえなりました。

ということで、まずは竹製の遊具に触れてもらうという段階で終わってしまいましたが、でも将来は明るいかなあと希望を持つことができました。先生方にもやってもらい、難しいことは分かったようなのですが、何となんとナント校長先生もやって来てチャカポコに触って遊んでいて、これはいいおもちゃだ、いろんな方法で遊べそう、3年生か4年生の授業で使ってみたいとさえ言ってくれました。竹製であること、自作であること、創意工夫ができそうなことが気に入ったようです。そういうこともあり、もともとそうするつもりだったのですが、この23個のチャカポコは学校に寄付することにした次第です。あとで、思い出しながら遊び方を図示したものを送ることにしました。

 

                    

 

           

                    

 


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