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前回のつづき。
シュラフに入ってからおよそ10時間。夜から降り始めた雨は深夜には土砂降りにかわり明け方まで続いた。
夜中には軽い頭痛があったり妙に目が冴えたりであまりよく眠れなかったようだ。しかしあたりが明るくなると力が甦ってくる。頭痛もすっかりよくなった。細かい雨が降り続いていたのでテントの中で準備を済ませ、山頂に向けいざ出発!
とはいえ空気も薄いのではやる気持ちをおさえ一歩ずつゆっくりと歩く。荷物がないとはいえ油断は禁物だ。
テント場を出るときには天気も悪かったので、「ま、山頂が踏めればいいんではないの?」などと期待をせずに歩いていたのだが、途中の岩場を乗り越え徐々に山頂が近くなって来た時ふいに風が私たちの周りを流れ、雲が消え周囲の展望が開けた。おおっ、神風だ!
そしてもう一つの岩場を乗り越えると目指す山頂が!
先が見えるとあせりがちだが山頂近くは切り立った尾根の険しい山道。目指す地は目と鼻の先。慌てる必要はない。
そして何よりも、頂上を極めるまでの残り僅かな時間をいつまでも楽しみたくて私はさらにペースを落とし一歩一歩を確かめながら進んだ。
6:40 北岳山頂3,193メートル地点に到達。
北岳肩の小屋を出発したほんの数十分前がウソのような天気。さすがに目まぐるしく雲が流れ視界が遮られるが、日本でここよりも高い場所は一ヶ所しかないだけあって360度文句なしの展望である。
ここのところのテント泊での登山では山頂近くに宿泊して翌朝山頂に登ることが多く、毎回夜が雨→翌朝晴れて大満足、というパターンが多かったが今回もまさにその通り。またもや山の神様は私たちのところにやってきてくれていたようだ。
しばらく写真を撮ったり辺りを眺めたりしてから小屋に戻り山にしては遅めの朝食。残り少ない天空のテント生活を楽しんだ。
そして撤収し山を下りることに。サラバ北岳。サラバ今年の夏。
おわり。
その後車で中央道の渋滞に巻き込まれつつも無事戻り地元近くで反省会&お疲れ様のカンパイをしました。
いつもながら一緒に出かけた仲間に感謝感謝なのであります。
前回のつづき。
シュラフに入ってからおよそ10時間。夜から降り始めた雨は深夜には土砂降りにかわり明け方まで続いた。
夜中には軽い頭痛があったり妙に目が冴えたりであまりよく眠れなかったようだ。しかしあたりが明るくなると力が甦ってくる。頭痛もすっかりよくなった。細かい雨が降り続いていたのでテントの中で準備を済ませ、山頂に向けいざ出発!
とはいえ空気も薄いのではやる気持ちをおさえ一歩ずつゆっくりと歩く。荷物がないとはいえ油断は禁物だ。
テント場を出るときには天気も悪かったので、「ま、山頂が踏めればいいんではないの?」などと期待をせずに歩いていたのだが、途中の岩場を乗り越え徐々に山頂が近くなって来た時ふいに風が私たちの周りを流れ、雲が消え周囲の展望が開けた。おおっ、神風だ!
そしてもう一つの岩場を乗り越えると目指す山頂が!
先が見えるとあせりがちだが山頂近くは切り立った尾根の険しい山道。目指す地は目と鼻の先。慌てる必要はない。
そして何よりも、頂上を極めるまでの残り僅かな時間をいつまでも楽しみたくて私はさらにペースを落とし一歩一歩を確かめながら進んだ。
6:40 北岳山頂3,193メートル地点に到達。
北岳肩の小屋を出発したほんの数十分前がウソのような天気。さすがに目まぐるしく雲が流れ視界が遮られるが、日本でここよりも高い場所は一ヶ所しかないだけあって360度文句なしの展望である。
ここのところのテント泊での登山では山頂近くに宿泊して翌朝山頂に登ることが多く、毎回夜が雨→翌朝晴れて大満足、というパターンが多かったが今回もまさにその通り。またもや山の神様は私たちのところにやってきてくれていたようだ。
しばらく写真を撮ったり辺りを眺めたりしてから小屋に戻り山にしては遅めの朝食。残り少ない天空のテント生活を楽しんだ。
そして撤収し山を下りることに。サラバ北岳。サラバ今年の夏。
おわり。
その後車で中央道の渋滞に巻き込まれつつも無事戻り地元近くで反省会&お疲れ様のカンパイをしました。
いつもながら一緒に出かけた仲間に感謝感謝なのであります。