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雨上がりの朝、ランドナーで飯能~青梅あたりのいつものルートをグルり。
ここのところ気温の変動が激しく日常生活では困ることもあるが、自転車に乗る場合は真夏の炎天下を除けば中途半端な気温であればいずれにしても汗をかくのであまり気にならない。
青梅街道~飯能街道で八高線沿いを走り阿須の交差点まで下り左折。久しぶりにハンディGPSをつけて走ったので峠などの地点の標高を見るのも意外と楽しい。
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岩蔵温泉から笹仁田峠方面に戻り始めたところで後方から声を掛けられ自転車を止める。ラグで組まれた古いロードバイクに乗るおにいさんは私の姿を見るなり「シブいですね」から始まりしばし自転車の話に花を咲かせる。MTBや古い自転車など、いろいろ共通項があるので思わず話し込んでしまった。
こうした出逢いがあるから趣味というのはいいなぁ、などと峠への上り坂をゆっくり走りながら感慨にふけるばかりなのであります。
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フレームのみをいただきパーツは手持ち及び自分で調達したもので組み上げたブリヂストンアトランティスのパスハンター。
ハンドルバーは角度ゼロのオールランダーバーを使っていたが、やや遠く感じていたので道具箱を漁り古いMTB用と思しきニットーのフラットバーが出て来たので換装した。
走り出してみると適正なポジションに少しは近づいたようでこれまでよりずいぶん快適になった。これまでは平坦な道を走っていると手の置き場がしっくりこなくて困っていたのだ。
そしてパスハンターなので山道を少々。
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クイックになった分下りのハンドリングも快適。安心して下れるようになったので未舗装の峠越えもバッチリ!最近担いでないな~。
夏のビッグなツーリングにこの自転車で行くか、本気で考えてみよう。
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前回の続き。
テン場が斜めだったこともあり夜中に何度か目が覚めたが十分に眠り、あたりが明るくなりかけた頃には目が覚めた。
初のツェルト泊だったがやはり結露はそれなりにある。シュラフカバーを使っていたのでダウンシュラフを濡らすことはなかったが、雨だった場合を考えるとツェルト泊にシュラフカバーは必須だということが分かった。
行動食代わりの柿ピーの小袋をコーヒーで流し込んでから軽装で出発。目指すはもちろん雲取山山頂。
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歩き始めて少しすると東の空から日が昇って来た。少し出遅れたようだ。それでもひんやりとした空気の中を歩くのは気持ちがいい。避難小屋が近づいてきた。
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五時過ぎに山頂に到着。標高2017mで今年は人気があるということもあり朝っぱらから山頂は大賑わい。雲取山荘はものすごく混んでいたらしいが避難小屋はそれほど人がいなかったという話が聞こえてきた。
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2017年記念の標を写真に収め早々に引き上げる。テン場に戻って朝めしだ!
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ブルグル二品めは朝食らしくドライフルーツミックスとコーヒー用のミルクを入れた甘めのオートミール風。アイディアとドライフルーツの酸味はよかったが改善の余地大ありの食べ物となってしまった。コクがないというかなんというか・・・。量が多すぎたので半分残し、少しお湯を足して昼食用に持ち歩くことにした。
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八時に奥多摩小屋を出発し、石尾根を東へ。当初は下りは安心の鴨沢ルートを考えていたが、荷物が軽いこともあり奥多摩駅まで石尾根を歩くことにした。
五時間ほどで下山。二日間で往復40キロkmほどを歩いたことになる。この荷物で歩ける距離が何となくイメージできたので石尾根~長沢背陵や、いつかはやってみたい奥秩父主脈縦走路完歩なども計画はできそうだ。計画は。
終わり。
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前回の続き。
奥多摩小屋で冷たいビールを飲み一息。
ツェルトも設営してあるし、あとはのんびり過ごすのみとなった。やはりテント泊山行での楽しみはこの時間だ。水場に行って水を確保し、景色のいい場所までちょっと歩いてみる。連休ド真ん中だけあって登山道に沿って色とりどりのテントが張られている。
因みに今回の食料は↑。主食は今回山での初の実戦投入となったブルグル。予め食事毎に一食当たりの量と味付けをジップロックに入れて準備しておいた。
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まだまだ陽は高いがビールをもうひと缶買いベーコンを焼きつつグビり。サーモスのスープジャーに冷えた状態のベーコンを入れておいた。これならば生肉でも大丈夫そう。
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そしてブルグルはそのスープジャーに材料と沸かしたお湯を入れおけばビールやウィスキーを飲んでいるうちに出来上がっているという便利さ。ペペロンチーノの素とトマトペーストで味付け。ちょっと量が多すぎたがまずまずの出来上がり。
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ゆっくりと飲み食いし終わると、ようやくあたりも薄暗くなってきた。しばらく景色を眺め、ツェルトに潜り込み仕上げのウイスキー。早起きだったこともあり早々と眠りについた。
つづく。
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もう十年以上も前からやろうと思って実行できずにいたのがツェルト泊での山行。非常用にと山に行くときはザックの片隅に眠らせておくことも多いが出番ナシ。
ま、それはそれでいいことなのだが、キャンプ場での荷物置き場としてぐらいしか使ったことがないのに一年ほど前に積極的使用を前提として売られているファイントラックのツェルトを買い足すという暴挙(?)に出てしまったのでいよいよ満を持して登場願った。
行先はこれまで何度も歩いている石尾根。雲取山を目指すのだが、その他の装備も極力軽量化し32リットルのザックに食料酒その他も何とか詰め込んだのでこれまでのテント泊山行よりも軽量化できているのでいつもの鴨沢ルートではなく奥多摩駅から石尾根を通しで歩くことにした。このルートもいつかはやってみたいと思っていた。
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バス停で並ぶ登山者を横目にこちらは日原街道入口交差点から登山口へ。集落を抜けしばらく登り続けると左手に御前山が大きく見えてきた。
三ノ木戸山あたりを過ぎると標高差の大きな登りもひと段落し、アップダウンを繰り返しながらの石尾根らしい景色になってくる。石尾根は登山というよりロングトレイルを歩くというイメージが私の中では強いこともあり、極力巻き道を歩くことにした。ま、距離も相当あるので体力を少しでも残したいという気持ちもあるが・・・。
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鷹ノ巣山避難小屋で簡単な昼食を済ませ七ツ石方面へ。思えば千本ツツジ分岐から七ツ石山までの僅かな区間は石尾根で未踏の道だった。これで石尾根完歩!
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奥多摩駅から六時間と少々で奥多摩小屋に到着。思ったよりも時間が掛かったが、前半がどうにもペースが上がらなかったのでこんなもんか。受付を済ませ早々にツェルトを設営し、まずは冷えたビール。生き返ったぁ。
つづく。
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