

週末に大分に行った際、どうしても見ておきたい場所があったので散歩がてらに行ってみた。
その場所は「大分ホーバーフェリー」の旧大分発着場。「旧」??そう、2009年10月31日で日本唯一のホバークラフトの航路が終了してしまったのだ。
これまで何度か乗ったことがあったが原油高騰や陸路の発達により運営が成り立たなくなってしまったとのこと。運航が終了した発着場ではあるものの、まだ往時の建物が残っていれば見ておきたいと思ったのだ。
そして南国系の植物の中を抜け現地へ。


予想はしていたが、やはり建物はなくなりホバークラフトの港ならではの海へのスロープが広々とした敷地の先にあるのみ。これも時代、とは分っているものの少しだけ切ない気持ちになってしまった。
建物が取り壊されているにも関わらず、発着場の出口であったらしき場所に残る「WELCOME TO OITA」の文字が物悲しさをより深くしていた。
大分へサッカー観戦で行くときは絶対乗ろうと思っていたのに……。数年前からそう思って言えるうちに、大分は降格しちゃうしホバーは廃止だしで、思い立った時に行かないとならないという教訓を学びました。
実は以前どこかで聞いていたような気がしてましたが、今回大分空港に着いた時に乗り場の様子がおかしいので地元の人に聞いたら終わったとのことでした。
わたしも乗りそびれてしまった公共交通機関がいくつかありますよ。