あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

ピンクネコヤナギとクロヤナギ

2016-03-11 23:24:35 | 植物

何年か前に近所のお宅で見かけた赤いネコヤナギ。
その愛らしい姿に魅せられてしまい、何とか写真には撮らせてもらっていた。
とはいえ、盗み撮りなのだが、垣根越しにこそっと…で。

そんな事をしているうちに赤いネコヤナギの切り花を見つけて
これ幸いと水挿ししておいたら根っこが出たので
それを庭の端に植えておいた。

おかげで毎年、赤い可愛い姿を見て居られるようになり
柳の木って、けっこう強いもんで根付いちゃうんだよね!!

そもそも、ネコヤナギとはヤナギ科ヤナギ属で日本原産の落葉低木の
山間部の渓流から町中の小川まで、広く川辺に自生する、ヤナギの一種で
湿気があり水はけの良い日当たりに自生し
かわいい花穂で春の訪れを告げる花のひとつで
3~4月に花芽を脱ぎ、愛らしい花は
滑らかで、いかにも猫の尻尾を感じさせることから
ネコヤナギと名づけられたようだ。

青空とピンクネコヤナギ

赤い帽子がとれると、ふあふあの綿毛

なんと愛らしい♪

そんなネコヤナギの仲間には
可愛らしいピンク色のピンクヤナギや
花穂全体が暗紫色で黒く見えるクロヤナギなどがある。

そんなシックな色あいのクロヤナギもあるのだと
やっぱり切り花で見つけて…って言うかネコヤナギって
見た目可愛いので切り花で良く売られている事が分かった。

ピンクネコヤナギに霜が降りた。

触ったらシュッと溶けてしまいそう…。

寒そうでいじらしく見える。

やっぱり水挿ししておいて根っこが出たら植え替えをして
黒いネコヤナギが見られると、ピンクネコヤナギの近くに
何本か植えておいた…が、昨年事件勃発!!
その植えておいたクロヤナギを要らないものだと思って
引っこ抜いて処分してしてしまった輩が約一名!!

ピンクネコヤナギのしずく。

植えておいたはずなのに…ない??どこに行った??
もしかしてと思って夫に聞いたら
ただの雑草かと思って引っこ抜いて捨てた!!と
なんという事を! 今まで、そんなとこロクすっぽいじってなかったのに
こういう時に限ってそういう事をするか(-"-;)

そういや昔同じような事を亡きじいちゃんがやってたっけ。
普段草むしりなんか好きじゃないとやらないくせに
植えた草花みんな引っこ抜いて亡きばあちゃんと大喧嘩していたのを思い出す。

ふ…まったぐ!"(-""-)"

ところが!!ガッカリして諦めていたが
あんまりひょろひょろだったからか
夫の目を逃れたクロヤナギの枝が一本
なんとか必死になって花をつけてくれたようで
かなり感激してしまった(≧▽≦)

クロヤナギ、中の方は赤っぽいのが色っぽい。

クロヤナギはネコヤナギの変種で栽培品から突然変異でできたもののようで
雄株だけが知られおり、葉や枝に毛が生えていないのが特長のようだ。
ちなみに、普通のネコヤナギはエノコロヤナギっていうのだと初めて知った。

 

追記 3月11日、あの東日本大震災から5年目の今日だったが
まだ元通りの生活に戻れないでいる人は多い。
そんななか、毎日の生活の忙しさに
たまにはゆっくりのんびりと…とか
まさに幸せな生活に甘んじられている事に
感謝しなくちゃならないのだと実感した日だった。

 

 

 

 

コメント (24)
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