あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

なかなか格好の良い長芋が作れない。

2018-11-15 23:58:23 | pochiko農園

夜明け前の磐梯山

今年も作った長芋はとっくり芋という種類で
そんなに長く伸びるタイプのものではなく
長さもほどほどで作りやすい長芋なのだが
このとっくり芋は、福島県いわき市の伝統野菜で
そもそもの始まりは昭和 30 年代、平下神谷赤沼地区の篤農家の一人が
酒徳利のような面白い形の 山芋(自然薯)を目にしたのがきっかけだったらしい。
いわきとっくり芋は、粘性の弱い長芋と粘性の強い自然薯との中間の
ほどよい粘りをもっていて、 クセやアクも少なく食べやすいのが特徴と言われている。

春先、家に残っていたとっくり芋から芽の出たものと
種苗店で買って来た苗とで8~9本くらいか
地底を深く耕して更に高畝にし、去年はそこにプラス肥し袋を使った野だけど
今年は面倒なので、去年よりも高畝にして種芋を植え付け
夏の頃に一回だけ追肥をしたからか、何となく生育の違いが出た様で
葉の茂りと蔓も縦横無尽に蔓延り、収穫が期待された。

時は満ちて蔓延っ葉や蔓は重さに耐えきれずに
刺しておいた手だけの根元に滑り落ちて
また中から新しい蔓が…それが赤く色づいて
枯れ始めてきたので、そろそろ掘ってみようかと
先日の晴れの日に決行!!

まずは畝の上の蔓を撤去。

畝の上にこんもりと蔓だけにした。

ムカゴが数え切れないくらい生ってて
ちょっと触るとパラパラと落ちる。
落ちてもいいのだけど、ちゃんと拾っておかないと
あとで続々と雑草の如く芽が出る。

その蔓も撤去、ムカゴがいっぱい!!

しかもムカゴは食べられる。
ムカゴご飯とか? いやいや、我が家の夫はご飯に芋とか栗とか入れるの大っ嫌いな人。
作っても食べないだろうし、それでも大きいのは拾っておいた。
あとでごま油で炒って塩をパラパラと…それだと食べるんだよね(;´∀`)
残ったムカゴは竹ぼうきで掃いて集めてゴミとして処分をした。

大きいのだけ食べ切れる分くらい集めてみた。

邪魔もののなくなったとっくり芋の畝。

一か所づつマルチを剥がしながら芋の両脇を鍬で掘って行く。
思った以上に土はサラッとしてふんわりしている。
ますます期待感高まる♪

とっくり芋とはいえ、やっぱり長々と
下の方まで掘ってグラグラし始めたので
エイッとばかりに引っこ抜いたら先っちょの方折れちゃった
辛抱できなかった私。

鍬で掘り始めた。

しかしけっこう深さもあって途中からスコップ使用

ようやく引っこ抜いたとっくり芋たち

う~~~ん、不格好だなあ~
売ってるのとか種イモはあんなに素性がいいのに!
何本かに別れていたり、妙にデコボコしていたり
暴れハッチャクなとっくり芋。

何年か作っているのに、ずっと暴れハッチャク芋ばっかり。
いつになったら素性の良い格好の良いとっくり芋が収穫出来るのか
やっぱりホームセンターで売ってるパイプのようなものを使わないとダメなのか?
下の部分が特にっデコボコしているのは地底が浅いから
土が固くて伸びれないからか…もっと深くふかふか土じゃないとダメなのか

気を付けて掘ったのだけど、やっぱり先っちょの方折れちゃったりした(;´∀`)

全て抜いて収穫を終える。

長芋だけあって、なかなか奥が深い!

それでも全部掘り終えて、今年の長芋の収穫は終えた。
こうしてひとつづつ農園のお仕事が終わったが
まだまだ農作業は続く…。

 

 

 

コメント (8)
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