観音沼へ行こうと思い立ったのは昨日のこと。
先日、夕方のテレビニュースを見ていたら、観音沼が映されてたって
紅葉もきれいだったぞと夫。
しかも下郷町の道の駅では
新そばが美味そうだったってセリフが頭に残っていたからだと思う。
ちょうど…と言ったらいいのか、息子一家買い物ついでにお外ご飯して来るって。
一緒にっては言われたけど、たまにのお休みで
せっかくの親子4人水入らずなので
楽しんどいで~と、背中を押して送り出した。
その後セッセと食器洗いを片づけ
夫は掃除を済ませて…さてっと善は急げだ!お出掛けしますか(^^♪
もちろん運転手は私で夫はお客っと!!
土曜日とあって大内宿入り口付近の渋滞を予想していたけど
意外にも滞る事もなく、車は塔のへつり入口を通り過ぎ
下郷町へと…町並みも途切れると養鱒公園・観音沼入口の標識が見える。
ここまで途中コンビニによってコーヒーを買ったけど
約小一時間…ドライブには最適な時間のように思える。
やがて養鱒公園を過ぎると道の両側に紅葉した木々が並んでくる。
GWに来た時の白樺の道は葉が落ち始めて、秋の深さを感じさせた。
そんな紅葉のトンネルを超えて、ようやく観音沼公園へと
駐車場は県内外の車で満杯状態だったが
幸いにも何とか止める事が出来て…いざ、観音沼紅葉散策!!
黄葉のトンネル
白樺のトンネルはすっかり寂しくなってしまっていた。
実のとこ、ここ最近足首と土踏まずが痛くて整形外科に通っていた。
沼一周歩けるかどうか心配だったが
踏み固められた土と落ち葉の絨毯の上を
足で地面を掴むようにゆっくりと歩いたら
意外にも足首に痛みを感じる事もなく土踏まずも痛まない。
歩き方が良かったのか、夫と二人ゆっくりとビッコも引かずに歩けるなんて…。
天気も崩れかけで明日の日曜日には雨の確立80%だったか90%だったか
クッキリと秋晴れ模様ではなかったけど、思ったよりも風の冷たさは感じられずに
沼面を撫でるように吹く風に枯れ葉がヒラヒラと舞う様子は
やっぱり来て良かった…たくさんの人がカメラやスマホ
またはタブレットに景色を収めている。
秋晴れの日だったら、もっとクッキリと紅葉が見えるのに…!!
足元注意!! この付近にはニホンジカよけの赤いネットが設置されていた。
歩きながら景色を眺めながら、いろんな事を話し
こういう時間は貴重だなと…今度はどこへ行こうかなんて
何気ないとりとめのない時間が持てた。
沼の周りを一周するのに獄観音堂を通って行く。
御蔵入三十三観音第13番札所で、東征の際に戦いに参加した人馬を弔うために
坂上田村麻呂が建立したと伝えられ、禅宗様式の方三間方形造で、華麗な彫刻がみられ
正面には仁王門があり、その裏側には狛犬が奉られている。
写真を撮ろうとして気付いたのだが金網が破られて
写真を撮るのに破ったのかと夫に言ったら
いや、お賽銭をあげるのに破ったんじゃないのかなって…(^▽^;)
そんな獄観音堂を通り過ぎて…何か赤いものが見える!!
さっそく近づいてみると真っ赤な実が付いた植物が
いったい何なんだろ?? 水芭蕉が群生していたけど
それとは関係ないかな??
家に帰って調べてみたら、なんとマムシ草の実だった。
落ち葉の絨毯
目を引くマムシ草の実
くすんだ枯れ葉色の中に、その深紅さは目を引くものがあった。
ぐるっと一周、本当は遊歩道を歩いて展望台とか
全9コース約3,2キロほどあるのだけど
沼の周りの1200メートルをゆっくりと堪能して来た。
誰もいなくなった夜に野生の動物が集まりそうじゃない( *´艸`)
紅葉ばっかり見ていると、こういうムラサキツメクサが新鮮に見える(笑)
ここ最近畑とかの農作業ばっかりだったので
なんというかリフレッシュ出来たかな…。
生活の中にも、こういうメリハリのある事が必要なんだって
特に黄昏年代になるとね( *´艸`)
そんな事を感じさせられた観音沼散策だった。
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