よくよく調べてみるとヒメはもう18歳になっていたんだ。
柴犬で女の子だったからか小柄で豆しばですか?って
よく聞かれていたけどごくごく普通の柴犬で
前犬のチョビが亡くなって当分犬は飼いたくなかったのに
夫がホームセンターのペットショップ売り場から
お持ち帰りした子だった。
柴犬で女の子だったからか小柄で豆しばですか?って
よく聞かれていたけどごくごく普通の柴犬で
前犬のチョビが亡くなって当分犬は飼いたくなかったのに
夫がホームセンターのペットショップ売り場から
お持ち帰りした子だった。
2002年11月3日撮影のヒメ
特に大きな病気の記憶はなく、ただ犬はどの犬もそうだけど
夏に弱く、いつも夏には食欲が落ちて…いわゆる夏バテ状態になるのだが
それを克服したのが食パンで
本当は人間の食べ物は与えない方がいいのは知っていたけど
食パンだと良く食べてくれて痩せた体も元通りになって
本当にパン好きな子だった。
特に大きな病気の記憶はなく、ただ犬はどの犬もそうだけど
夏に弱く、いつも夏には食欲が落ちて…いわゆる夏バテ状態になるのだが
それを克服したのが食パンで
本当は人間の食べ物は与えない方がいいのは知っていたけど
食パンだと良く食べてくれて痩せた体も元通りになって
本当にパン好きな子だった。
柴犬特有の縄張り意識と言うか
散歩に行っても他の犬と出会うと
寄らば切るぞ!!オーラが出て仲良くなるなんてことはなかったが
ずっと以前に亡くなったが当時も老犬だったサンタだけは
不思議と気が合っていた。
仲良しだったコビとよく遊んでいた。
あとは散歩でよく出会っていたチャウチャウのももちゃんなんかは
威嚇したりケンカする事はなく
ヒメもヒメなりに好き嫌いがあったんだべなあ。
夫がリタイヤ前までは毎日のヒメの散歩は私の係りで
よく遠くのお稲荷様の方から遠回りをして
幼稚園の方まで歩いて…四季折々の風景を楽しんだ。
散歩途中ヒメに話しかけたり省吾さまの歌を歌ったり
小一時間ほど歩いていた。
あとは散歩でよく出会っていたチャウチャウのももちゃんなんかは
威嚇したりケンカする事はなく
ヒメもヒメなりに好き嫌いがあったんだべなあ。
夫がリタイヤ前までは毎日のヒメの散歩は私の係りで
よく遠くのお稲荷様の方から遠回りをして
幼稚園の方まで歩いて…四季折々の風景を楽しんだ。
散歩途中ヒメに話しかけたり省吾さまの歌を歌ったり
小一時間ほど歩いていた。
初めての雪
ヒメも少しずつ年を重ねて人恋しくなるのか
車が車庫に出入りするたびに犬小屋から出てくるので
危ないなって思っていた矢先ヒメを轢いてしまうという
私の大失態だったが、幸い骨折はなかったけど股関節脱臼をしてしまい
獣医師によれば脱臼は癖になりやすいのだそうで
手術をして戻してもまた外れる事が多いのだという。
しかも高齢のヒメに危険を冒しての全身麻酔はいかがなものかと
痛みは数日で消えるし最悪3本脚でだって歩けるから
私は手術はお勧めはしないと獣医師の言葉だったけど
意外にも少しビッコは引くけど最近では私の足が痛いので
3輪車の自転車で農道の散歩にしていたけど
その自転車を引っ張るくらいの勢いになっていた。
いつも朝仕事を終えて家に入る前がヒメの散歩タイムで
自転車を出すのが待ちきれないくらいにヒンヒン鳴いていた。
年も年だからあんまり長くは歩かせずに
ゆっくりと歩かせて10分か15分くらいの事だったけど。
それでもヒメは喜んでいた…そう思う。
ある日突然…数日前の事、いつものように自転車を出して
ヒメと散歩へ行こうとしたが、どうもふらついて
グルグル同じところをよろよろと回る。
前日まで勢いよく自転車を引っ張るように走っていたヒメなのに!
ヒメも少しずつ年を重ねて人恋しくなるのか
車が車庫に出入りするたびに犬小屋から出てくるので
危ないなって思っていた矢先ヒメを轢いてしまうという
私の大失態だったが、幸い骨折はなかったけど股関節脱臼をしてしまい
獣医師によれば脱臼は癖になりやすいのだそうで
手術をして戻してもまた外れる事が多いのだという。
しかも高齢のヒメに危険を冒しての全身麻酔はいかがなものかと
痛みは数日で消えるし最悪3本脚でだって歩けるから
私は手術はお勧めはしないと獣医師の言葉だったけど
意外にも少しビッコは引くけど最近では私の足が痛いので
3輪車の自転車で農道の散歩にしていたけど
その自転車を引っ張るくらいの勢いになっていた。
いつも朝仕事を終えて家に入る前がヒメの散歩タイムで
自転車を出すのが待ちきれないくらいにヒンヒン鳴いていた。
年も年だからあんまり長くは歩かせずに
ゆっくりと歩かせて10分か15分くらいの事だったけど。
それでもヒメは喜んでいた…そう思う。
ある日突然…数日前の事、いつものように自転車を出して
ヒメと散歩へ行こうとしたが、どうもふらついて
グルグル同じところをよろよろと回る。
前日まで勢いよく自転車を引っ張るように走っていたヒメなのに!
タンポポの綿毛の中で…。
急きょ散歩はやめて様子を見る事にしたけど
その日を境に寝ていると楽になるようで
車庫の前に敷きものを敷いてあげて
そこでコンコンと眠っている餌も水も飲まずに。
ヒメも年だしなあ…飼いネコのポチコとしゅうが逝くときも
餌も水も飲まずにただ眠っている時間が長くなって
何日か後眠るように静かに最後の時を迎えた。
だから五月の風に気持ち良さげに眠ってるヒメを見て
漠然とポチコやしゅうのように
眠るように…そんなふうに思って
最後の最後まで見届けてあげようと思っていた。
老犬にとって体を動かせられて
無理に薬臭い病院へ行くのはかなりのストレスのはずだと
獣医師に聞いた事があった。
だから自然のままに…そう思っていた。
なのに…ある日突然!
いつものように朝起きてすぐにヒメの所へ行くと
小屋の中に居ない、よく見ると首輪が外れている。
いったいどういう事なんだと、あの体でそんなに遠くへ行けるはずもなく
家の周りを探して歩いたけど姿は見えずに
ひょっとしたら車庫の隅っこ辺りで寝ているのかもって思い
家に戻る途中、まさか川には落っこちていないよなって…。
まさかは的中!
ヒメはヒメは…家のすぐ脇の小さい方の側溝に落ちて
きっと夜中の事だったのだろうか
すでに体は固く…急いで息子に川から引き揚げてもらい
泥にまみれた体を拭いて、開いた眼を閉じてあげて自分を責めた。
医者に連れて行けばよかったのか
ちゃんと車庫のシャッターを閉めておけば良かったのか
もっと早くに気付いていたら
まだまだ、あの五月の爽やかな風に当たりながら
気持ち良く眠っていたかったんだろうなって。
ごめんねヒメ。
ポチコとしゅうの時とは違う
一番可哀想な逝き方をさせてしまった。
きっと時間が経ってもヒメを思う時
悔いが残った思いに胸が痛むに違いないと思う。
急きょ散歩はやめて様子を見る事にしたけど
その日を境に寝ていると楽になるようで
車庫の前に敷きものを敷いてあげて
そこでコンコンと眠っている餌も水も飲まずに。
ヒメも年だしなあ…飼いネコのポチコとしゅうが逝くときも
餌も水も飲まずにただ眠っている時間が長くなって
何日か後眠るように静かに最後の時を迎えた。
だから五月の風に気持ち良さげに眠ってるヒメを見て
漠然とポチコやしゅうのように
眠るように…そんなふうに思って
最後の最後まで見届けてあげようと思っていた。
老犬にとって体を動かせられて
無理に薬臭い病院へ行くのはかなりのストレスのはずだと
獣医師に聞いた事があった。
だから自然のままに…そう思っていた。
なのに…ある日突然!
いつものように朝起きてすぐにヒメの所へ行くと
小屋の中に居ない、よく見ると首輪が外れている。
いったいどういう事なんだと、あの体でそんなに遠くへ行けるはずもなく
家の周りを探して歩いたけど姿は見えずに
ひょっとしたら車庫の隅っこ辺りで寝ているのかもって思い
家に戻る途中、まさか川には落っこちていないよなって…。
まさかは的中!
ヒメはヒメは…家のすぐ脇の小さい方の側溝に落ちて
きっと夜中の事だったのだろうか
すでに体は固く…急いで息子に川から引き揚げてもらい
泥にまみれた体を拭いて、開いた眼を閉じてあげて自分を責めた。
医者に連れて行けばよかったのか
ちゃんと車庫のシャッターを閉めておけば良かったのか
もっと早くに気付いていたら
まだまだ、あの五月の爽やかな風に当たりながら
気持ち良く眠っていたかったんだろうなって。
ごめんねヒメ。
ポチコとしゅうの時とは違う
一番可哀想な逝き方をさせてしまった。
きっと時間が経ってもヒメを思う時
悔いが残った思いに胸が痛むに違いないと思う。
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