あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

年賀状配達のバイト君

2010-01-09 22:28:18 | ひとりごと
ようやくお正月気分も抜けていつもどおりの生活が始まった。
お正月と言えば楽しみなのが年賀状で、早くからポストを覗いてみたり。
まぁ そわそわ状態なのは誰も同じ気持ちなのだろうと思う。


雪の上には石たたき…と言われるセキレイが。

毎年 正月には高校生のバイト君が配達していたのだが
今年はちょっと違う…年賀状配達のバイト君の姿を全然見かける事はなく
どうしたのだろうか…郵便局で今年は募集しなかったのだろうか。
お正月の風物詩と言えるかどうか、ガッチリタイプの自転車のカバンには
ギッシリの年賀状…手と頬を真っ赤にしている姿を
あちこちで見かけられたものなのだが。


吹雪くと木の枝には独特の模様が出来る…。

我が家の長男坊も高校一年生の時に、その年賀状配達のバイト君だった。
朝早く近く自転車で郵便局の本局へ行って
そこから配達区域へと送ってもらい
配達が終わったら、また本局から迎えに来た車で帰り
自転車で我が家へと帰って来ていた。

天気のいい日は楽勝だよ~ なんて言っていたが
雪が降ったり霙模様の時などは、かなり辛い仕事ではなかったかと。


我が家のセントポーリアの花が続々と咲き始めた♪

それでも雪の中を年賀状を待っていてくれる人がいたり
お正月だからとお年玉やお菓子などをもらったりする時もあったようだ。
辞退はするのだが、良いから良いから…と、チリ紙に包んだ千円札。
とても勿体なくて使えなかったと言っていた。

これも雪の冷たい中、霙交じりの中濡れながら配達をしたからこそ
貴重な千円だって…良い体験だったのではないかと思う。

私も毎年高校生のバイト君が年賀状の配達に来たり
道ですれ違った時など、当時の息子を思い出して
寒いところ御苦労さま…頑張ってな。と声をかける。
すると嬉しそうな照れくさそうな顔をして、そういう姿を見るにつけ
何だか私まで嬉しくなって…ほっこりとした気持ちになっていた。

本当に今年はどうしたのだろう…なんだかちょっと寂しい気持ちになった。


今日の一枚 ヒメ様との散歩コースから…遠くに鶴ヶ城が見える。




コメント (44)
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