まあ地域の人たちの利便性を考慮すると「何でも診る」というのもいいのでしょうが、でもいろいろ悩みもあります。例えば機能障害を残すかもしれない骨折や手術適応のある骨折を自分で保存的に治療できるのか?などは心配です。また患者さんの訴えが多岐にわたると時々閉口します。「血圧が高くてムカムカする。胃も痛む。鼻水があり咳が止まらない。肩がこるし首の「できもの」も時々うずく。手足はほてり腰も背筋を伸ばすと痛い。便秘があって夜は寝られない。尿が近くて目が霞み足の爪が化膿している。さあ~診てください」というのは決して誇張ではありません。全科に対応するのはやっぱりたいへんだぁ~、ふぅ~・・・。