すでにその配達人の会社から牛乳は取っているので、「えっ お宅からもう取っていますよ。ほらあの牛乳箱」といって牛乳箱を指差した。するとその配達人は試飲用の牛乳をすっと引っ込めながら「えっ?とっている? 販売所はどちらから?」と聞いてきた。 私が「さあ ちょっとカミさんいないのでわかりません」というが早いか、「あっ じゃぁ~どーも」といってさっさと帰っていった。・・・はは~ん。これは販路拡大のための来訪だなと感じた。それにしても普通なら「あっ、すでに当社製品ご愛飲ですか、お時間頂戴して申し訳ありませんでした。でもこれは試飲用として差し上げます」というのが営業マナーだろう。とたんにイメージが悪くなった。