きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

フライパンの空焼き

2014-07-03 | 日記
昨日の朝は火を止めたつもりが忘れていたようで、テフロンのフライパンを空焼きしてしまった。

よくテフロンのフライパンには「空焼き厳禁」と書いてある。
私は真面目なので、こういう注意書きに気づいてしまうと、本当に空焼きをしてはいけないのだとインプットされてしまい、それから空焼きをしたことがない。
魚も肉も最初にフライパンに乗せて、それから火をつけている。たぶん王道からはずれているのだろうけれど、フライパンの注意事項は堅く守っているつもりである。

そんな私がフライパンを空焼き(5~10分ぐらい)してしまったのだから、さぁ大変。慌てて換気扇を回し、ここに水を入れるかどうか迷ったが、入れたらジューーーッとなりそうで怖いので止めて換気扇をかけたまま放置した。

厳禁なるものをやってしまったのだから、もうフライパンは使えないのではないだろうか、と思い、帰ってきてから即行フライパンを買いに行くことにした。
フライパンは定価で買わなくてはならなかったから予想以上の出費(1,800円)にもなった。幸い見切り品がいいタイミングで並んでおり、少々大人買いできたのは良かったが、1,700円も使ってしまったら財布から金がなくなった。

余談だが、自分のタイミングが悪くて、見切り品にありつけなかった時に、カゴにやたら見切り品が入っている人を見ると「そんなに全部買い占めるなよ」と言う気持になるが、自分がたくさん入れている時は「まぁ許してちょんまげ」と言う気持になってしまう。人間って(いや私だけなのか?)、いい加減なものだと思う。

それはさておき、フライパンは買えた。

しかしよくよく見てみると、あの空焼きしたフライパンもその後の姿を見ると、今までと何も変化が無い。表面をこすってみても何か剥げるような気配も無く、知らない人が見たら普通のフライパンに見える。

「このフライパン、から焼き厳禁のから焼きをしてしまったけど使えるのかな?」とkekeに尋ねても分かるわけがなく、妹に電話するがつながらず、OMさんに電話すると、「どうかなぁ?表面が変わってなければ使えるのでは?」と言う返事である。

それじゃ試しに使ってみようか、と思うが、kekeがネットで調べればと言うので調べると、テフロンのフライパンのカラ焼き厳禁の理由が分かった。
空焼きをして温度が上昇しすぎると有害ガスが発生するらしいのである。

そしてその後の冷めたフライパンに対する記述は無い。私は「有害」と言う文字で既にドンビキしていて「どうしよう・・」と言うと、kekeは「買ってきたなら新しいのを使えばいい」と言う。

そして焼いてみると、新しいフライパンは焦げないし、材料もくっつかないし、メチャメチャ使いやすいではないか。

・・と言うか、今までのフライパンはもうテフロンが剥がれていたのかもしれない。
しかし、まだ捨てる決心がつかず。