傘のプレゼント

この前の誕生日に妹から「プレゼントでほしいものはある？」と訊かれて、傘にしてもらった。

自分の傘はビニール傘、100円か200円の傘しかなかった。
失くす心配もあるし、それでも充分な気もしたけれど、プレゼントされた傘だったらもっと雨の日も楽しくなると思ったのだ。

数週間後、妹から傘のプレゼントが届いた。
「ディズニーの傘なの」と言って、「よぉくみるとバンビが隠れているの」ここにと指差した。
それから一緒に桜色のショールも買ってくれた。

傘は、実はもうちょっとポップな柄をイメージしていたのだけど、妹はたぶん年齢とか、デニム生地が多いので青系統の傘を選んでくれたのかなと思うと、それはそれでうれしいし、よく考えると何の服にでも合うデザインだ。（私より趣味がよいのだろう。）

唯一心配なのは「この傘を置き忘れたりしないだろうか」ということなのだが、まだ１度もうっかりとも忘れたことが無い。大切な人からもらったものは、無意識のうちに大切にしているのだろうか。

この前記憶が無いのに骨が折れていたので、近くの傘屋で600円で直してもらった。

そんなこともあって今年の梅雨は割りと楽しい。


傘のプレゼントは我ながらなかなか良いアイデアだと思う。
値段もピンキリからあるので予算も選べるし、誰でも必ず使うものだし、私のように普段ビニール傘しか持てないものはもらうとうれしい。

デザインに好みはあるものの、無難なものにすればどんな服でも合う。
やはりビニール傘とは違い、持ってみるとおしゃれ。
ちょっと高級気分。
もらってみて、こんなに重宝するとは思わなかった。
雨の日に強い味方が近くにいるいるみたい。

自分も今度は人に傘をプレゼントしようかな、と思うのだが、どうでしょう？！


桜色のショールもしてみたら意外に似合ったので、あまり汚れない程によく使った。