きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

kekeと早めに夕飯

2014-07-21 | 息子keke
もういい昼となっているのに、寝ているkeke。

ぶっちゃけ休日家にいるのがしんどい。
この状態が、「親としてこれでいいのか、オイ」と言う自問自答に変わっていくのはこんな時だ。

「おいkeke。」と私は言い、「就活はすすんでいるのか、今週履歴書はいくつ書いたのか」と言うと「ふたつ。」と怒りもせず言う。
ほんまかいなと思いつつ、「昨日の残りのチャーハンが少しと、肉を焼くなら3枚あるから。」勝手にやってくれと言う態度で家を出る。こう言う時は昼飯を用意するのがアホらしくなる。
自分で食事を作るなり買うなりすれば、外に出ようかと言う気になるかもしれぬ。もう自分でも何が言いたいのか分からん。

「こうなったら1人でうまいものでも食ってやるゾ」と思い、ショッピングモールのフードコーナーに勢いづけて入ったが、店を見て回ると500円から800円ぐらいのものが多い。ならたこ焼きでいいか・・・と思って、たこ焼き屋に並んでみたが、そこも500円。同じ500円だったら冷やし中華でいいか・・・と思ってラーメン屋に並んでみたが、並んでいるうちに1人で食べるのに500円も出すのが惜しくなって、結局チーズバーガー1個だけマクドナルドで注文して食べる。

父の所に行くと、長淵のCDを焼いてくれたHさんがいらしたので、「厚かましいと思ったのですが、父がよく歌ってた曲を私も作ってきたんです。」と遠慮がちに言うと、とても喜んでくれた。
それとどうしても訊いてみたかったので、「父がRUNを口ずさんでいたのはいつ頃だったんですか?」と尋ねると、Hさんがまだこちらに来る前、他の介護士さんから聞いたそうだ。

ということは、2年前ぐらいに私と一緒に歌っていた頃、私が帰った後に思い出して口ずさんでいたのかなぁ、なんてちょっと胸が痛くなるのだった。

今日は父はずっと眠っていて、CDもボリュームを下げて流れていた。
昨日は目を開けていたから聴こえていたのかなぁ、どうなんだろうと思いながら、しばらくぼんやりしながら適当に父の部屋を後にする。


4時過ぎて家に戻ると、台所に灯りがついており、kekeが肉を焼いている所である。
「ご飯はあるのか?」と言うと、「もう炊いた。」と言う。

肉3枚きりでご飯か・・と思うと、何となくすまないような気がして、何か買ってくるかと言うと、「サラダがほしい」と言うので、私も何か買って一緒に食べちゃおうと言うと、帰ってくるまで皿やフライパンを洗っていた。

最近、kekeはむやみに怒らなくなった。
ちょっと前だったら、朝の私の態度(↑この上から10行ぐらいの態度)だったらキレるか、布団をかぶってふて寝していたはずだ。もちろん肉なんて素直に焼くはずが無い。

今日はニュースを見ながら「集団自衛権ってどう思うか?」と言う話をした。「どういうことなのかよく知らない」と言うので、「アメリカが戦争に巻き込まれた時、日本も一緒に戦うってことらしいよ。」と言うと、「それができないと世界から非難されるだろうね。」と言う。

もしこの先、自分が戦争に行く事になったらどう思う?と尋ねたら、「その時は行くでしょ」とkekeは言う。

自分も今までちょっと右よりかなと思っていたが、最近思うのはそう言う時、いったい誰が戦地に行くのだろう?自衛隊の人だけで済むことなのだろうか。
そういう道筋を作るそちら方面の政治家やそういう思想の人が自ら責任を取って戦地に行くならまだしも、行かされるのは結局学歴や重要なポジションにない人間なのでは。

そう思い始めてから、最近冷めた目で見ている。
そういう思想の人から順に戦地に行く事にしたら、果たして同じようにその思想を持ち続けられるのだろうか。