きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

似たもの笑顔

2014-07-26 | 息子keke
この所、連チャンで食事が作れるのがうれしい。

何で急に作れるまでテンションが上がってきたのかよく分からない。
自分ではホルモンバランスとか、バイオリズムとか、そんな辺りではないかと思ってる。こう言う時は気分もいいので、何かと前向きだ。

今日は帰り道、大根で「混ぜご飯」を作るのはどうだろう?と考えた。
大根ご飯は前に作ったことがある。それにオリジナリティを加えて、あさりと大根を一緒に炊き込んだらおいしいだろうな、と思う。ちょっとショウガを効かせたりして。

「でもああいうの、kekeがイヤだろうな。。」と思って、kekeには帰りにソースカツ丼を買っていく事にした。前にもらった「大盛り無料券」がまだ使えたので、それで大盛りにしてもらった。

帰ってkekeに「弁当買ってきたよ」というと、間も無く部屋から出てきた。
「この前のソース弁当だよ」と言うと、ふーんみたいな感じで袋から出すと大盛りなのに気がついた。その瞬間、kekeの顔がほころんで何とも言えない笑顔になった。

「この前の大盛無料券があったんだよ」と私は言った。

いや、自分は何か適当に作ろうと思ってね、と言うと、「それはイヤミか?」と言うので、「そうじゃないよ、アサリと大根の炊き込みご飯が食べたくて、でもkekeはそういうの嫌いだと思って買ってきたんだ」と言った。

しかし冷蔵庫を見るとまだ冷やご飯が残っていて、その時はまだアサリを買う気でいたのだけど、時間は8時を過ぎていて、スーパーでももうアサリも見かけ無かったし、自分ひとりだと面倒くさくなって、結局ネギトロ丼を作って、明日温めれば食べられるようにカレーも作った。
「また大根カレーでもいい?」とkekeに訊いたけど「イヤだ」と言われた。
「大根1本あるんだもの。」と言うと、「今度大根サラダを(自分が)作るから。」と言われた。

(のりも細かく切って下に敷くつもりが、見当たらなかった。大きいノリをそれだけのために切るのが惜しくてやめてしまった。)
あとは、レタスとチーズでつまみ。ほんとレタスとチーズがあればつまみは充分なのだ。

今日の、ソース弁当が大盛りだと分かった時のkekeの笑顔を見て、父から「sakeがニコニコするのは服買ってあげた時だけ。」といつも言われたのを思い出す。

親なんて、いつも嫌いだったからブースカブースカしてた。
でも一瞬、今日のkekeみたいにニコッとしてしまった瞬間があったんだろう、似たもの親子だからたぶんそうだろうと思う。

今週は父の好きな歌を聴きながら車に乗っている。
懐かしいので、自分用にもCDを焼いた。
父の病室に置いてきたCDと幾つか曲目が違っていて、矢沢永吉の「心花(ときめき)よ」、堀内孝雄の「遥かな轍」「恋唄綴り」も入れてみた。父が歌っていたけど、私はあまり聴いてなかった歌だ。

「遥かな轍」の出だしの
♪こうとしか生きようのない人生がある~
と言うのを聴くたびに、「ほんとにそうだよなぁ」と思う自分がいる。

作詞は小椋佳さんだ。